『コレクション1 80/90/00/10』が6月24日から9月10日まで、大阪・中之島の国立国際美術館で開催される。
同展では、令和4年度に新たに収蔵された美術作品を中心に、1980年代から2010年代までの幅広い時期の美術作品が展示される。
令和4年度には、村上隆の絵画作品『727 FATMAN LITTLE BOY』(2017年)が初めて収蔵された。同作は、村上が1996年から制作してきた代表的なシリーズ『727』のうちの1点であり、国内で所蔵されている村上作品としては最大級のものとなる。国内初公開となる同作と合わせて、東京国立近代美術館の所蔵や寄託となる村上の初期作品5点も展示。
また、昨年度に収蔵された西山美なコの絵画作品や國府理の初期作品、ドイツのアストリッド・クラインの写真作品も新たな収蔵品として展示されるほか、束芋の映像インスタレーションや中原浩大の絵画インスタレーションなど、50点以上の作品が展示される予定となっている。