グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。
8月13日は、Vulfpeckのマネージャーの石橋洋平さんからの紹介で、ビクターエンタテインメントの書川政樹さんが登場。ヤクルトスワローズファンになったきっかけのほか、選手の登場曲に対するある思いについても伺いました。
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心の中でひっそりとヤクルトスワローズを応援し始めた幼少期
Celeina(MC):書川さんは1998年にビクターエンタテインメントに入社され、スピードスターレコーズ宣伝部に配属されました。その後、TOKYO No.1 SOUL SET、レミオロメン、iri、Cocco、Mr.ふぉるてなどの宣伝を担当され、現在もアーティストの宣伝や新人アーティストの育成に携わっていらっしゃいます。
タカノ(MC):そのようなご経歴をお持ちの書川さんですが、本日は音楽のお話ではなく、大ファンだというヤクルトスワローズについてお伺いします!
Celeina:本日はユニフォームを着ていらっしゃいますね。紺と水色のロゴが爽やかで素敵です。
タカノ:書川さんとスワローズの出会いはいつだったのでしょうか?
書川:僕は野球をしたことがなく、小学校1年生からサッカーをしていたんです。当時、周囲の子どもたちはほとんど野球をしていて、サッカーはまだマイナースポーツでした。そんな中、小学校1年生のときにヤクルトスワローズが優勝して、「スワローズは強いんだ」と思ったことがきっかけで、サッカーをやりつつ、徐々に応援するようになりましたね。その頃は横浜市に住んでおり、周囲は横浜大洋ホエールズのファンが多かったので、心の中でひっそりとスワローズを応援していました。
Celeina:神宮球場に足を運ばれることもあったのですか?
書川:子どもの頃に行っていました。ただ横浜に住んでいたため、頻繁ではありませんでしたね。
タカノ:のめり込むようになったのは、1990年からの野村監督時代ですか?
書川:そうです。1990年に野村監督が就任されてから、ID野球や、他球団で出場機会を失った選手を獲得して復活させる「野村再生工場」と呼ばれる采配など、今までにない手法が出てきてわくわくしました。野村監督はヤクルトスワローズの監督に就任したときに、「1年目には種をまき、2年目には水をやり、3年目には花を咲かせましょう」と言っていたんです。そして実際に、就任3年目にスワローズはリーグ優勝を果たしたんですよ。そういった言葉を始めとした、ファンや選手を楽しませてくれるような言動に心を掴まれて、1990年代は大きな影響を受けましたね。
Celeina:やはり野村監督にはカリスマ性があるんですね。
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選手の登場曲について、とある思いを抱えている
タカノ:社会人になってからは、お忙しい中で野球との関わりはどのように続けられていましたか?
書川:大学時代より試合に行く回数は減りました。ただ、勤務先のオフィスが表参道に移転し、神宮球場まで徒歩15分ほどの距離になったんです。2000年ぐらいからは、仕事が一区切りついたら5回や6回から野球を観戦して、試合が終わったら会社に戻ってまた仕事をするということもしていました。
Celeina:一息つける癒しの場所だったのですね。
書川:はい。その頃のスワローズは今ほど人気がなく、当日券でも余裕で入場できたんです。現在は非常に人気のある球団となり、その過程を見てきましたが、球団スタッフの方々が様々なアイデアを出して企画を実施したり、グッズ展開も進化していったりしたんです。そのような取り組みは、僕の仕事にも参考になる部分がありましたね。
Celeina:スワローズのファン作りやファンへの還元の仕方は、音楽の仕事におけるファンとの向き合い方にも通じる部分があるのですね。
書川:少しですが、そういう部分もありますね。
タカノ:音楽と野球の関連についても伺いたいです。選手の登場曲について思うことがあるそうですね?
書川:スタッフと一緒に観戦していて、選手の登場曲に自社の楽曲があまり使われていないのを見て、少し寂しく感じていました。ただ、木澤投手がサザンオールスターズの”希望の轍”を使用していたり、宮本選手が同じくサザンの”みんなのうた”を使用していたりしました。他にも良いアーティストがたくさんいますので、ぜひ使っていただけると嬉しいなという気持ちはあります(笑)。
タカノ:推しのアーティストや楽曲はありますか?
書川:サカナクションという素晴らしいアーティストがいまして。“アイデンティティ”や“モス”は非常に盛り上がる楽曲だと思うんですが、ボーカルの山口さんが中日ファンであることを公言しているので、もしかしたら、使われないのにはその影響もあるかもしれません(笑)。それでも楽曲自体は、登場曲にいいんじゃないかなと思っています。
タカノ:ビクター所属のアーティストの中にもスワローズファンがいらっしゃるかもしれませんし、繋がりができるといいですね。
書川:そのような機会を心待ちにしています。
タカノ:我々には何の権限もないんですが(笑)、この場で発信することで誰かの耳に届くといいなという。
書川:ありがとうございます。
Celeina:さあ、「FIST BUMP」はグータッチで繋ぐ友達の輪ということで、明日スタジオにお越しいただくお友達を紹介してもらっています。書川さんがご紹介くださるのは、どんな方でしょうか?
書川:RFWのデザイナーの鹿子木隆くんを紹介します。20年来のただの友人です。
Celeina:ありがとうございます。明日はRFWのデザイナーの鹿子木隆さんに繋ぎたいと思います。「FIST BUMP」、今日お越しいただいたのは、ビクターエンタテインメントの書川政樹さんでした。ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann