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「ビカクシダ」専門店を経営するトムは、脱サラし起業するほどビカクシダに魅了された

2024.3.10

#OTHER

グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。

11月20日は「ビカクシダ」にはまった、株式会社アブノーマルの代表、トムさんが登場。脱サラし、起業を決断するまで魅了された観葉植物「ビカクシダ」の魅力についてを中心にお聞きしました。

コロナ禍で「ビカクシダ」に魅了された

トム:アートな植物「ビカクシダ」の育成・販売を行っています、株式会社アブノーマルのトムと申します。

タカノ(MC):そんなアートな植物のビカクシダを、実際にスタジオにお持ちいただいています。

Celeina(MC):これがビカクシダ!

タカノ:結構大きいですね。

トム:これはビカクシダの中でもかなり小さいタイプで、大きいものだと人の身長ぐらいあるようなものもありますね。

Celeina:改めてなんですけど、ビカクシダってなんですか?

トム:原産地は東南アジア、アフリカ、オーストラリアで、森林の中に生えている樹木についているような植物ですね。

Celeina:木から生えてくる植物?

トム:植物が違う木にくっついているイメージですね。

タカノ:だから今回持ってきていただいたものも、コルクのようなものにくっついていて。

トム:これはコルクの素材に、現地のイメージを切り取って、こういった仕立てにしています。

タカノ:額縁に絵を飾るような感じで、見た目もかっこいいですね。

トム:このようなコーディネートもビカクシダの魅力の1つです。

タカノ:普段あまり見ないデザインというか、異世界感が魅力的ですね。

トム:僕も初めて見た時に、壁にかけられる植物があるということに衝撃を受けまして。そこからどんどん沼に入ってきましたね。

Celeina:トムさんがビカクシダに初めて出会ったのはいつ頃なんですか?

トム:ちょうどコロナ禍で在宅ワークが始まった2020年頃に初めてビカクシダを購入して、そこからズブズブと沼に入っていきました。今年(2023年)の3月に会社を辞めて、5月にビカクシダの育成・販売の会社を立ち上げました。

タカノ:それぐらいビカクシダが魅力的だったんですね。

トム:そうですね。育てるとハマっちゃうんですよね。

Celeina:育てるプロセスが楽しくてハマっちゃうんですか? トムさんがハマったポイントはどこなんでしょう。

トム:最初はやっぱりインテリア性が高くていいなと思っていたんですけど、実際に育ててみると、他の植物と比べて成長のスピードがかなり早いことが分かって。

Celeina:達成感を感じられそうですね。

トム:そうですね。例えばサボテンとかだと、育っているのかどうかがあまり分からなかったりするんですけど、ビカクシダは3日もしないうちにかなり違いが出てくるんです。

Celeina:逆に、3日間放っておくだけで大変なことになるっていうことですか?

トム:3日間放っておいたら新しい葉っぱがかなり生えてきますね。

タカノ:たしかに葉っぱが広がっていますね。

トム:放射状に幾何学的な感じで広がっている胞子葉と、王冠みたいな貯水葉の2種類の葉っぱがあるんです。

タカノ:鹿の角みたいですね。

トム:まさに「ビカク」っていうのは鹿の角を指す言葉なんですよ。

タカノ:全然知らなかったです(笑)。僕は勝手に魔界の植物っぽくてかっこいいなと思っていました。

見た目とは裏腹に、意外にも育てやすい

タカノ:会社を辞めて、自分でビカクシダの会社を立ち上げるほどハマってしまったということですが、その会社ではビカクシダの育成についてアドバイスをしてくれたりするんですか?

トム:もちろんです。ご購入いただいた方とは直接繋がっていまして、育成の相談など、日々頂いています。

Celeina:このスタジオにお持ち頂いたビカクシダだと、1日の水やりの回数とか、お手入れはどんな感じでするんですか?

トム:一般的な観葉植物と基本的には一緒で、光・風・水の要素があれば完全室内でも育てることが可能です。水やりに関しては、このサイズだと週に1回か2回で大丈夫です。

Celeina:霧吹きを使って水やりをすればいいんですか?

トム:水道からそのまま水をあげても大丈夫です。光に関しては植物育成用のLEDライトがあるので、それを当てていただければ十分です。

タカノ:旅行とか、少し家を空ける時もそこまで問題はないんですか?

トム:1週間くらいであれば問題はないかと思います。

タカノ:42歳から会社を立ち上げたというお話でしたが、そこからのスタートでも専門的に扱えるものなんですね。

トム:そうですね。まだ歴としては3年ぐらいなんですけど、沼にハマっちゃったからこそ、色んな方に魅力を伝えたいなと思って会社を立ち上げました。

タカノ:だから誰でもビカクシダを始めてもらって大丈夫ということですね。

トム:はい。ぜひタカノさんも始めていただければと思います。

タカノ:ちょっと本当に気になるんです。インテリアとしてもすごく良いなという風に思うんですよね。

トム:非常に育てやすい植物だと思います。

Celeina:スタジオにあるものだとお値段はどのくらいですか?

トム:ビカクシダの中でもピンキリありまして、弊社では1万円くらいのものから扱っているんですけど、こちらの株はかなり希少なものでウン百万くらいはしますね。

Celeina:オーマイガー(笑)。

タカノ:ウン百万もするんですね。初心者なので数千円から始めたいですね。

トム:そのくらいのものもあるので。

タカノ:後でチェックさせていただきます。ここで1曲お送りしましょう。トムさんに、この時間にラジオでみんなで一緒に聴きたい曲を選んでもらったんですが、どんな曲でしょうか。

トム:今年の2月に映画『THE FIRST SLAM DUNK』を見まして、世代ということもあってハマったんですよ。緊迫感のある試合と疾走感のあるリズムが魅力的な曲です。さらに歌詞も、僕が起業した時に刺さったものになっていますので、そんなところにも注目していただければと思います。10-FEETで“第ゼロ感”

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