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日曜劇場『VIVANT』第2シーズン第15話までの「謎」を整理する

2026.8.30

#MOVIE

©TBS
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日本中を熱狂させた話題作『VIVANT』(TBS系)が3年ぶりに帰って来た。

表の顔は冴えないサラリーマンでありながら、裏の顔は自衛隊の非公認部隊「別班」の諜報員であった主人公・乃木憂助(堺雅人)の国をまたいだ壮大な冒険を描いた本作。

第1シーズンの第1話から第10話までの、タイムシフトを含む総視聴人数は6000万人を超え、『東京ドラマアウォード2024』では連続ドラマ部門グランプリを、『第117回ザテレビジョンドラマアカデミー賞』では最優秀作品賞をはじめ主要部門を多数受賞するなど、2023年を代表するドラマとなった。

満を持しての第2シーズンは、『半沢直樹』『下町ロケット』など数々の人気ドラマを手掛けてきた監督・福澤克雄が原作・演出・プロデュースとして続投し、堺雅人のほか、数多くのドラマや映画で主演を務める阿部寛、二宮和也、松坂桃李、二階堂ふみら豪華キャストも再集結した。

第2シーズンの第15話までについて、ドラマ・映画レビュアーのuriがレビューする。

※本記事にはドラマの内容に関する記述が含まれます。あらかじめご了承下さい。

堺雅人主演の社会現象となったドラマが第2シーズンへ

主人公・乃木憂助(堺雅人)は柚木薫(二階堂ふみ)、ジャミーン(本間さえ)と再会©TBS
主人公・乃木憂助(堺雅人)は柚木薫(二階堂ふみ)、ジャミーン(本間さえ)と再会©TBS

日本中を熱狂させたあの壮大な冒険が再び動きはじめた。

2023年7月期に放送された日曜劇場『VIVANT』待望の続編がついに開幕。謎が謎を呼ぶ予測不能なストーリーやノンストップで駆け抜ける展開が多くの視聴者を惹きつけ、第1シーズンの最終回(第10話)世帯平均視聴率は19.6%を記録。社会現象と言えるほどの大きなムーブメントを起こし、近年のドラマ界に強烈なインパクトを残した。

これほどの熱狂を生み出す背景には日本のテレビドラマの常識を覆すような異例の試みがあった。第1シーズンでは架空の国である「バルカ共和国」を再現するため、モンゴルで約2か月半の大規模な海外ロケを敢行。続く第2シーズンでは、アゼルバイジャンやタイへとロケ地を広げ、さらなる臨場感と没入感を演出している。このような現地での撮影による映像の説得力が物語の迫力を一気に引き上げていると言えるだろう。

さらには、葬儀シーンにおける約4000人のエキストラを動員した大規模撮影をはじめ、CGなしで3000頭の羊と山羊を走らせる圧巻のシーンや、大量のパトカーの上をキャスト陣が実際に駆け抜けるアクションなどリアリティを追求する製作陣の熱量が、唯一無二のエンターテインメントへと作品を昇華させている。

第2シーズンは日曜劇場枠で初となる異例の2クール(3か月間、四半期の放送期間)連続放送を実施。より多くの人々を熱狂の渦に巻き込みながら、テレビドラマの歴史を塗り替える一作となりそうだ。

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