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WHIZLIMITEDの下野宏明、その信念が「ブランド」を作る

2023.5.31

#FASHION

グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。

5月9日は、元プロBMXライダーでアパレルブランド「430(Fourthirty)」の上原洋さんからの紹介で、アパレルブランド「WHIZLIMITED」の下野宏明(したの ひろあき)さんが出演。2000年にブランドをスタートし、旗艦店である「WHIZ TOKYO」は20周年を迎えた下野さんに、アパレルをはじめたきっかけや、ブランドを続ける上で大事にしていることなどを伺いました。

手売りと口コミから広げて20年以上

Celeina(MC):プロフィールを簡単にご紹介させてもらいます。下野さんは2000年にブランド「WHIZ」をスタート。後に、ブランド名を「WHIZLIMITED」に改称されています。旗艦店である「WHIZ TOKYO」は今年で20周年を迎えられました。さらに2015年には、東京ファッションアワードも受賞されています。

タカノ(MC):「WHIZ TOKYO」20周年おめでとうございます。

下野:ありがとうございます。

タカノ:結構、長いですね。

下野:そうですね。移り変わりの激しい原宿の中では結構、老舗なお店になりましたね。

タカノ:激戦区ですからね。

Celeina:まず上原さんが下野さんを一言で表すと「東京」とおっしゃられてて。下野さん、ご出身は東京ですか?

下野:はい。新宿区新宿ですね。

Celeina:しびれる。東京の中の東京ですね。ファッションについて、お伺いしていきたいんですけれども、下野さんが最初にファッションに興味を持たれたのはいつ、どんなきっかけでしたか?

下野:僕の行ってた高校が私服だったんですよね。なので自然に洋服が好きになっていったのと、中学校のときからずっと洋楽ーーヒップホップとかR&Bを聴いてて、そのまま高校生になって、ファッションと音楽のサブカルチャーの洗礼を浴びたみたいな感じです。

タカノ:僕も実は私服の高校だったんですよ。私服の高校あるあるじゃないですけれども、やっぱり何かありますよね。みんなでオシャレ頑張るみたいな。

下野:そうですね。その頃、ファッション誌がまだいっぱいあったんで、みんなで回し読みするみたいな学校でした。

Celeina:私も実は女子高で私服だったんですよ。ただ、結構ルールが多くて。スカートもこの丈とかズボンはこの季節しか履いちゃダメとか、なかなかファッションを楽しむところまで踏み込めなくて。高校生でファッションをみんなで楽しんでたっていうのは、素敵だなって思いました。羨ましいです(笑)。そうやってファッションを好きになられて、そこから、どんな感じでブランドを始められたんですか?

下野:すごいファッションが好きになって、高校を卒業したときにものづくりがしたいと思って、マッキントッシュ(Mac)を買ったんですね。そのときはまだ、インターネットも無いですし、周りで持ってる人もいなかったんですけど、Macを買ったらデザインができるよみたいなイメージありまして。独学で覚えて、Tシャツのデザインをし始めるみたいな。

Celeina:独学なんですね! 形から入るのはできても、独学の部分はめちゃくちゃ努力しないといけないですよね。

タカノ:そうですよ。ブランドの立ち上げは、どこからが始まりなんですか?

下野:WHIZとしては2000年からなんですけど、高校を卒業してから、自分でTシャツを刷って、それを友達に売って、その友達が着てるのを、そのまた友達が見てみたいな感じで、手売りと口コミでどんどん広がってた感じなんですよ、WHIZを始める前までは。5年ぐらいはそういうやり方をしてて。

Celeina:今の時代もSNSとかありますけど、やっぱり、一番信頼する人から口コミでおすすめされるものが、一番グサグサと刺さるじゃないですか。そういうのもSNSの前から、ちゃんとやられてたわけなんですね。

下野:そうですね。

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