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デザイナー平本泰一が「ほぼ日」でディレクターとして大事にしていること

2023.5.30

#ART

グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。

5月2日は、映像ディレクターの代田栄介さんからの紹介で、デザイナーの平本泰一さんが出演。デザイナーでありながら、糸井重里さんが主宰する「ほぼ日」ではディレクターという肩書きを持つ平本さんのお仕事の内容や、仕事以外で、今、ハマっているカルチャーなどについて伺いました。

「やさしく、つよく、おもしろく」。お客様にいい時間を提供する会社

Celeina(MC):平本さんは、糸井重里さんが主宰されてる「ほぼ日」に勤められているということで、改めて、ほぼ日ってどういったメディアなのかお伺いできますか。

平本:ありがとうございます。「ほぼ日」はメディアを運営したり、あと、主力商品で、「ほぼ日手帳」というものがございまして。

タカノ(MC):平本さん、僕、使ってます。

平本:ありがとうございます! めちゃめちゃ嬉しいです。糸井の考え方としては、僕らは、お客様に良い時間を提供するっていう会社である、と。で、考え方としては「やさしく、つよく、おもしろく」。この順番が大事です。良い時間を提供するための商品だったりコンテンツだったり、こういうラジオみたいに面白い話をする時間もお客様に提供したりという、それに纏わるいろいろなものを僕らが作ってお届けする会社ですね。

タカノ:だからか。ほぼ日のウェブサイトを見ても柔らかさがすごいあるじゃないですか。それは、優しさがあるんですね。

平本:優しくされて嫌な人、多分いないと思うんですね。

Celeina:平本さんは、ほぼ日では「ディレクター」という肩書きだそうなんですが、具体的にはどういったお仕事をされてるんですか?

平本:僕は元々、デザイナーとして入社していて、デザインを使っていろいろなプロダクトやプロジェクトを動かしていたんですが、良い時間を提供するために、とにかくいろいろなものを作ったりするんですね。それはデザインだけじゃなく、今、YouTubeチャンネルやほぼ日がつくるあたらしいお買い物の場、ほぼ日Liveコマァ〜スなどを立ち上げたり、「『生活のたのしみ展』という買い物のフェスをやったり。デザインをしながらチームを作ったり、いろいろプロジェクトを進めたりということで、ディレクターとしてお仕事をさせていただいてます。

タカノ:良い時間を作るために手段を問わないというか、いろんなアウトプットがあるってことですね。

Celeina:ほぼ日で働くようになったきっかけは何だったんですか?

平本:元々、僕は「Cap」というデザインオフィスでデザイナーとして働いてまして、2年間ほどマガジンハウスの雑誌『Casa BRUTUS』のデザインを担当してました。僕、マガジンハウスの雑誌が大好きなのですが、たまたま隣のBRUTUS編集部で糸井さん特集を作っているのをチラッと見て、糸井さん自体は知ってたんですけど、そこで初めてこういう会社をやってるんだっていうのを知って。すごく興味があったんですが、その後、たまたまデザイナーを募集していて、縁あって入社させて頂くという形になりました。

Celeina:平本さん、学生時代からラジオがお好きということで、Instagramのプロフィールにも肩書きみたいに「ラジオリスナー」って書いてあるのを私は拝見したんですが(笑)。

平本:ありがとうございます。書いておいて良かった(笑)。僕、デザインを学生時代からやっていて、課題でも仕事でも、1人で向き合う時間が長いんですけれども、そういう時にラジオを聴くっていうのが、僕のメンタルにもすごく役立っていて。

例えば〆切とかいろいろなものに追われながら仕事をしてるときって、どうしても気持ちがダウンしていったりするんですけど、振り返ってみたときに、そうやって作ったものとリラックスして作ったものって大して変わらないよなと思って。ときにラジオからとりとめのない会話とかを聴くことで、リラックスした状態で良いものをたくさん作れるようになるなと。すごく励まされてます。

タカノ:嬉しいですね、ラジオを発信してる側からすれば。そんなラジオ好きの平本さん、ラジオの魅力といえば音楽も一つの魅力だと思うんですけれども、平本さんにこの時間、ラジオでみんなで一緒に聴きたい曲を選んでもらいました。こちら、どんな曲でしょうか?

平本:今回、選んだ理由としては、自分がいかに気持ちよく歌えるかですね。森山直太朗さんの“生きとし生ける物へ”。

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