グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。
3月29日は、イリエナナコさんが推薦してくれたアーティストのフユコさんです。ご自身のバンド「DUFDUF」など音楽の話はもちろん、メンタルヘルスをテーマにしたご活動について、お話をうかがいました。
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幸福の戦士・フユコさんのルーツには、Sigur Rósとaikoの影響が
タカノ(MC):昨日のゲスト、イリエナナコさんが推薦してくれたのは、アーティストのフユコさんです。イリエナナコさんが「幸福の戦士」とおっしゃられていました。
フユコ:めちゃめちゃ恐れ多いです(笑)。
タカノ:今日はアーティストとしての一面について伺いたいなと思っておりますが、まず、音楽遍歴について教えてください。
フユコ:小さいころから歌はすごい好きだったんですけど、自分で音楽を作って歌えるんだっていうキッカケをくれたのはaikoさんの“アンドロメダ”という曲で。初めて自分でCDを買って、そこから歌を歌ったり、詩を書いたりすることに目覚めましたね。
タカノ:フユコさんはオルタナティブポップバンドDUFDUFのボーカルとしても活動していますが、何かそこはかとなく、aikoさんを感じました。メロディーが予測できない感じだとか、コード感とか、なんだろう、王道ではないところにいくような。
フユコ:そうですね、aikoさんはまず歌詞を書いて、そこにメロディーをつけていくっていう曲の作り方だと思うんですけど、今ジャズの勉強をしていて、ジャズのコードの付け方や歌の乗せ方って、実はaikoさんと親和性があるんだなって思ったりしましたね。そういう感じが自分の音楽に現れているなら、すごく嬉しいです。
タカノ:あと、Sigur Rósも。
フユコ:Sigur Rósがもう大好きで! Sigur Rósで音楽に出会い直したという気持ちがすごく強くて、出会ったのは20歳なんですけど、こんな幸福なものがあっていいのかっていう。もう本当に感動したんですよね。
フユコ:自分が高校のときにドイツにいたことがあるんですけど、幸福の追求の仕方が全然日本と違っていて、幸せを追求していいんだ! っていうのをそこで知ったので、やはり自分の作品の中には喜びとか幸せとかっていうものがベースとしてあるなという気がします。