グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。
7月13日は高円寺「ウィムジカル」の店主で「カリーメイソン」ブランドのアパレルなども手掛けている角川昌弘さんの紹介で、美容師で流しのカレー屋、カレージョッキーさんが登場。出張カレー屋を始めたきっかけ、クラウドファンディングで企画した地球を救うカレーペーストについて伺いました。
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CJことカレージョッキーの由来
タカノ(MC):Tシャツとキャップが可愛い。オリジナルですか?
カレージョッキー(以下CJ):オリジナルで全部シルクスクリーンで刷ってます。
タカノ:カレージョッキーのロゴが。
Celeina(MC):素敵ですね。
CJ:ありがとうございます。
Celeina:今週は火曜日からずっとカレー繋がりなんですよ。カレージョッキーさんはどんなカレーを出されてるんですか?
CJ:僕はイベントに合わせて毎回違うカレーを出してるんですけど。出張でやってるのでイベントのコンセプトに合わせたカレーとか、地方だったらその土地の名産品とか特産の野菜を使って作ったり。
タカノ:本当にDJみたいに選曲するような感じですね。フロアに合わせて、人に合わせてみたいな。
CJ:そうですね。
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得意のカレーをメディアとして活用
タカノ:オリジナリティというか、カレーのどこに拘られてますか?
CJ:オーガニックっぽい感じにしたくて。無添加・無化調をすごいポップに伝えたりとか、いい野菜を使ってることを来てくれた人に直接話したりとか、カレーをプラットフォーム的に使えたらいいなと思っていて。
タカノ:そうか、メディアみたいな感じで。
CJ:そうですね。カレーを使ってメディアをやりたいですね。
Celeina:なるほど。そしてこのお名前、CJことカレージョッキー。インパクトのある名前ですけど、いつから名乗られてるんですか?
CJ:ちょうど3年ぐらい前の1回目の緊急事態宣言中に暇すぎてカレーを作り始めたんですけど、そこからいろんなところにイベントで行きたいなっていうので、DJっぽい感じで何人かで話して決めました。僕は美容師もやってて、カレージョッキーとカットジョッキーどっちもCだなと思って。
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美容師で出来なかったことをカレー屋で実現する
タカノ:美容師さんにもフリーランスがあるんですね。
CJ:そうですね。面貸しっていうスタイルなんですけど、予約をいただいたら出勤して、カットなりカラーなりを施術してその方が終わればまた次回という働き方があるんですよ。
Celeina:美容師とカレー屋さんとどっちの方がやってる割合が多いんですか?
CJ:最近はカレー屋の方が多いですね。変わってきましたね。
Celeina:例えば美容師さんとして、髪の毛を切ってくださっている間やカラーを待ってる間にカレーを作ってもらったりとか、セットみたいなものはあるんですか?
CJ:何回かやったことはあるんですけど、やっぱり衛生的にはよくない(笑)。
タカノ:分けた方がいいですね(笑)。
CJ:でもカレーが売り切れたらヘアカットの方も可能です(笑)。
タカノ:出張カレー屋さんなんですよね。その概念もちょっと面白いなと思ったんですけど、これはどういうコンセプトで?
CJ:ちょうど3年ぐらい前って間借りカレー屋さんっていうのが流行ってたんですよね。僕もやっていた時期があるんですけど、最初の3ヶ月ぐらいは知り合いが来てくれても、その後全然来なくなっちゃって。そもそもお客さんがおらんのにカレー始めてもうたなみたいな感覚で。そこからイベントに出まくってたら、イベントの方が楽しくなってきて間借りをやめました。
タカノ:元々お客さんがいるところに行くっていうことですね。
CJ:そうですね、やっぱり最初はそれかなと思ってやっていたらスタイルになっちゃって。
タカノ:美容師さんは基本お店で待ってることが多いじゃないですか。その逆っていうのも面白いですね。
CJ:そうですね。美容師の時から動きたいと思っていたので、出向いて会話して成立するものをカレーでやっていく感じになりましたね。
Celeina:カレーは元々お好きだったんですか?
CJ:食べるのがめっちゃ好きで、東京中のカレーを食べ歩いてましたね。
Celeina:そこから作る方に目覚めたと。
CJ:そうですね。3年前ぐらいの自宅待機のときに作り始めました。
Celeina:近々カレージョッキーさんのカレーを食べられるチャンスがあるというふうに伺っておりますが。
CJ:今月の17日(終了済み)に中目黒でイベントがあります。『わくわく体験ランド』っていうイベントなんですけど。
タカノ:これはどんなイベントなんですか?
CJ:今までやったことのない色んなことを体験できるよっていうイベントで。漫画家の大橋裕之さんが似顔絵を教えたりとか。
タカノ:ワークショップ?
CJ:はい、ワークショップ形式で。生け花だったりとか、やり手の営業の人が営業術を教えたりとか。
Celeina:え、高山(洋平)さんじゃん! おくりバント会長の。このコーナーに出ていただいたんですよ。
タカノ:あと妄想インドカレーのネグラさんも以前出ていただいて。
CJ:僕もお世話になってますね。出張カレーでいうと大先輩ですね。
タカノ:繋がってますね。どんなカレーを出す予定ですか?
CJ:そのときは結構お酒も出るかなと思うので、おつまみっぽいカレーを出そうと思ってて。サブジとかポリヤルとかアチャールとか出そうと思ってます。
Celeina:え、わかんない(笑)。
タカノ:アチャールはギリギリわかります。
CJ:アチャールはスパイスのオイル漬けみたいなものですね。サブジは炒めた後に煮る工程があることをサブジって言うんです。ジャガイモをホクホクにした後にカリッと炒めたりとか。そういうおつまみ的なものを持っていこうかなと思います。
Celeina:美味しそう! 気になる方はカレージョッキーさんのSNSをチェックしていただければと思います。
CJ:お願いします。
Celeina:それではジョッキーさんにこの時間にラジオでみんなで一緒に聴きたい曲を選んでもらったんですが、どんな曲でしょうか?
CJ:ちょうど『わくわく体験ランド』にも出てもらうアーティストの方で、T.V.NOT JANUARYさんの “SEMI”という曲ですね。
Celeina:どんな曲なんですか?
CJ:夏が始まる今の時期にぴったりだと思うんです。ノスタルジックで、ちょっとフォーキーで、人間味あふれるような曲になってますね。
Celeina:いいですね。それではみんなで聴いてみましょう。
タカノ:夏っぽい良い曲!
CJ:生で聴けるのが楽しみですね。
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地球を救うカレーペースト
Celeina:万能カレーペーストというものを出されてるんですよね。これはクラウドファンディングでやられたと。
CJ:そうですね。
タカノ:万能カレーペーストっていうのは、どんなものなんですか?
CJ:一言で言うと、地球を救えるカレーペースト。デカくなっちゃうんですけど。
タカノ:地球が救える。
CJ:知り合いの農家さんから、期限がちょっと過ぎちゃったりとか、形が悪いとかで捨てちゃう野菜をもらうことが多くて。嬉しい反面、売れるのに、美味しいのに勿体ないなと思って。そこでロスしちゃうような野菜を僕が扱ってるカレーで何かできないかと思ったところが発端ですね。このカレーペーストは具がないので、野菜の切れ端とか余ったものを何でも入れて煮込むだけでカレーになるっていう。
Celeina:なるほど! このペーストを使って、ご自宅にある余った野菜とかお肉を入れて、フードロスを削減していこうよ、っていうことですね。
CJ:まさにそういうことです。
タカノ:カレーってすごく包容力がありますよね。確かに地球を救うかもしれない。
Celeina:深いですね。このカレーペーストのクラウドファンディングはもう終了してるんですか?
CJ:そうですね。手持ちの在庫がまだちょっとだけあるので、このイベントにも持っていきます。
Celeina:そして第2弾もね。
CJ:いつかやりたいですね。
Celeina:楽しみにしております。「FIST BUMP」、本日は美容師で流しのカレー屋、カレージョッキーことCJさんをお迎えしました。ありがとうございました。
CJ:ありがとうございました。
GRAND MARQUEE
J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann