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カリーメイソンの角川昌弘が、人生を変えたカレーへの思いを語る

2023.8.16

#OTHER

グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。
7月12日はカレー好きユニット「タンドリーズ」のアービンさんの紹介で、高円寺のお店「ウィムジカル」店主の角川昌弘さんが登場。カレーにまつわるグッズを販売するブランド「カリーメイソン」も手掛ける角川さんのカレーとの出会いや、自身でお店を初めてしまうほどのカレーへの情熱についてお聞きしました。

先輩のおかげで出会った運命のエチオピア

タカノ(MC):アービンさん曰く「自分よりやばいカレーマニア」って(笑)。

角川:マニアなのかもしれないですけど、僕はちょっと変わってて。いろんなカレー屋さんを食べ歩いてるわけではなく、一つのカレー屋さんに夢中になって、それを今でも追い続けてる感じです。

Celeina(MC):そこも紐解いていきましょう。まずは簡単なプロフィールをご紹介させていただきます。元々、BEAMSで勤務されていて32歳で独立されたんですよね。

40歳になってから、神保町にあるカレー屋さん「エチオピア」に突然ハマり、ほぼ毎日通い詰める。そんな中「カリーメイソン」という言葉が天啓の如く頭に浮かび、導かれるようにアパレルやカレー屋のグッズ製作などをスタート。コロナ禍に知人がやっていたお店を引き継ぐかたちで、高円寺に「ウィムジカル」をオープンされたということです。

タカノ:どういうこと?(笑) まずはエチオピアについてから。

角川:先輩のアトリエが神保町にあって、「俺が好きなカレー屋があるから」っていうんでお昼に連れて行ってもらった店が「エチオピア」だったんですよ。それまではカレーはラーメンとかと同じぐらいの感覚だったんですけど。衝撃を受けて、そこから通い詰めて1年目はほぼ365日行ってましたね。

タカノ:そんなに行ったんですか⁈

角川:多い時は1日2回とか。だから合計で1500回ぐらいは食べたかもしれないです。でも、未だにハマった理由がわからないんですよね。食べても、食べても食べても何かわからない。

タカノ:言語化できない魅力ってことなんですか。

角川:食べた直後に「また食べたい」っていううのがずっと続いてる感じです。

タカノ:「エチオピア」ってすごいスパイシーなんですよね。ちょっとシャバシャバ系というか。

Celeina:めちゃくちゃ気になる! 私、食べたことないんです。

角川:プロのカレー屋さんが通うカレー屋さんですね。なので、僕みたいな素人が行ってもわかるわけないんですけど。

タカノ:辛さの段階が選べるじゃないですか。角川さんはどうですか?

角川:最近は30倍ぐらいにして。本当に好きな人は0番に戻るんですけど、裏で100倍があったりとか。

タカノ:えーそうなんですか! 裏メニューとかあるのは知らなかった。

Celeina:めっちゃ気になるけど、私辛いものがあまり得意じゃなくて、市販のカレーで言ったら中辛が限界なんですよ。何辛くらいでいけばいいですか?

角川:中辛だったら。0〜5くらいでいけるんじゃないかな。

カリーメイソンという天啓を授かる

タカノ:エチオピアでカレーを食べてたら天の声が聞こえてきたってことですか?

角川:元から都市伝説的なものは好きだったんですよ。大井町でフリーマーケットをやってるときに、突然「カリーメイソン」というワードがふと降りて。知り合いのグラフィックデザイナーの方に「ちょっとカリーメイソンという名前が浮かんだから、いい感じのロゴを作ってくれ」って言ったのが始まりです。

タカノ:すごいですね。そんなことあるんだ。

Celeina:カリーメイソンのTシャツも。

角川:ニューヨーク大学のパロディーなんですけど、スプーンが入っていて。

Celeina:そこにカレー要素が。

角川:ぱっと見、カレーってわからないデザインが好きなので。

タカノ:よく見るとっていうね。

Celeina:おしゃれ。

角川:いえいえ。恥ずかしいじゃないですか、カレーだと(笑)。

タカノ:ちょっとわかる(笑)。

Celeina:その言葉が降りてきて今は「カリーメイソン」というブランドをやられているんですね。

角川:自己満足でやってたら、口コミでどんどん広がっていっちゃって、カレーのイベントにも呼ばれたりとか。

タカノ:アパレルだけではなく、他にも活動があるってことですか?

角川:はい。カレー屋さんのグッズも作ったり。それこそ「エチオピア」のオフィシャルグッズを作ってるんですよ。

Celeina:えー凄い!

角川:あとはTシャツを作りたいカレー屋さんがいたら、僕が作ってあげたりとか。

Celeina:ミュージシャンとかだと、「あのデザイナーさんに頼めば間違いない」っていう方がいるじゃないですか。そのカレー業界版ですね。

角川:僕はもうカレー業界の傍らでわちゃわちゃ遊んでるタイプの人間で。

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