『笹本晃 ラボラトリー』展が東京・清澄白河の東京都現代美術館にて、 2025年8月23日(土)より開催されることが決定した。
1980年神奈川県生まれの笹本晃(ささもとあき)は、ニューヨークを拠点に、パフォーマンス、ダンス、インスタレーション、映像など、自身のアイディアを伝えるために必要なメディアを横断的に用いた作品を手掛けるアーティスト。10代での単身渡英を経てアメリカに移り、ウェズリアン大学でダンスや美術を学んだのち、2007年にニューヨークのコロンビア大学大学院より芸術学修士号を取得。現在はイェール大学芸術大学院彫刻専攻で専攻長を務めている。2023年には、アレクサンダー・カルダー(Alexander Calder)の才能を反映する革新的な彫刻作家に贈られるカルダー賞を受賞した。
同展は、笹本にとって初のミッドキャリアを回顧する個展となる。私小説的な語りをユーモラスに絡めながら深遠な問いを投げかける初期の代表作から、キネティックな要素が強まる最新作まで、約20年にわたり造形とパフォーマンスの関係を探究し、独自の実践を重ねてきた異才とその作品を動的に検証する内容が予定されている。
『笹本晃 ラボラトリー』
会期 2025年8月23日(土)~11月24日(月・祝)
開館時間 10:00-18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
会場 東京都現代美術館 企画展示室 3F
主催 公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館
問合せ 050-5541-8600(ハローダイヤル)
※観覧料、休館日など詳細は、決定次第ウェブサイト等で公開します。