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スタイリスト・村井素良に聞く、スタイリングのインスピレーション源

2023.6.26

#FASHION

グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。

5月23日は、「PR01」ディレクターの宮崎翔太さんからの紹介で、スタイリストの村井素良(そら)さんが出演。スタイリストになる前、高校時代に好きだったファッションや、スタイリストになったきっかけ、スタイリストとしてのこだわり、最近ハマっているジャンルなどについて伺いました。

アウトドアな格好で浮いていた高校時代

タカノ(MC):Celeinaさんとお友達なんですよね。

Celeina(MC):そうなんです。今週の「FIST BUMP」、何が起こってるのか(笑)。

タカノ:Celeinaファミリーということで、まずは、プロフィールから。

Celeina:ご紹介させていただきます。村井素良さんは、1994年、東京生まれ。アシスタントを経て、2020年にスタイリストとして独立。『GQ JAPAN』『BRUTUS』などのファッション誌やCM、カタログなど幅広いフィールドでご活躍されているスタイリストさんです。

タカノ:素良さん、昨日の宮崎さんが、「青梅が産んだセットアップアーティスト」と仰ってましたが、今日はセットアップじゃないですね。

村井:今日はそうですね。宮崎さんの言いなりになりたくないなっていう気持ちと(笑)。あとは午前中、動きのある仕事があったので、動きやすい格好っていうことで。でも、オールインワンなので、セットアップ風かな。

Celeina:そこの上手いせめぎ合いでいったわけですね。

タカノ:Celeinaさんも素良さんも昨日の宮崎さんも、みんなファッション業界といいますか、そこら辺のつながりっていう感じなんすよね。

村井:そうですね。宮崎さんからCeleinaさんをご紹介いただいて、その他、周りも結構つながってる人が多かったので。

タカノ:お仕事もご一緒することが?

Celeina:この前、撮影したときにスタイリストで入ってくださいました。

村井:そうです。入りました。

タカノ:プライベートでも仲が良いということで。嬉しいですね。

Celeina:ありがとうございます。

タカノ:まず、ファッションに興味を持ったきっかけは何だったんですか?

村井:興味を持ったのは、高校時代ですね。高校が私服だったんですよ。

タカノ:出たー! 私服、僕もです。

Celeina:私もです。

村井:東京都内の学校に通ってて、サッカー部に入ってたんですけど、基本、ジャージとか、なんちゃって制服みたいな感じの子が多かったんです。自分も、そんな感じだったんですけど、近場に古着屋さんとかがあったので、よく部活終わりとか休みの日は友達と行ってて。だいぶファッションに詳しい子もいたので、そういうのを見ながら過ごしてました。

Celeina:感度が高い高校生ですね。

タカノ:当時はどんなファッションされたんですか?

村井:当時はアウトドアな格好ばっかりしてました。学校に、ハーフパンツ履いて、レギンス履いて、パタゴニアのジャケット着ていくみたいな。

タカノ:高校生で、そういうファッションをするのって珍しいですかね。

村井:めちゃめちゃ浮いてました(笑)。

タカノ:きっかけは、そういうファッションということですけれども、そこから、どういう経緯でスタイリストになられたんですか?

村井:専門学校に入って、そこから、師匠がいるんですけど、その方について独立したって形ですね。

タカノ:アウトドア系から入るっていうのが面白いですよね。

村井:地元が青梅の方で山々に囲まれてて、山近くで遊ぶことも多かったので、必然的っていうのもあるんですけど。

タカノ:機能性も兼ね備えたファッションでというね。

村井:そうですね、サッカー部でもあったので。

タカノ:では、ここで1曲なんですけれども、素良さんに、この時間、ラジオでみんなで一緒に聴きたい曲を選んでもらいました。どんな曲ですか?

村井:僕の中学の甘酸っぱい恋愛を思い出させてくれる曲でもあり、大好きなアーティストでもある方の曲をご紹介させていただきます。聴いてください。チャットモンチー“ハナノユメ”。

最近ハマっているのはパジャマ集め

タカノ:スタイリストのお仕事の話に戻して、素良さんがスタイリストとして一貫してるこだわりみたいなものはありますか?

村井:一貫してこだわってるのは、いろんな洋服を買います。いいなって思ったものは、直感で買ったり、洋服をお借りしてきたり。

タカノ:ブランドにこだわらずみたいな?

村井:ブランドは、結構こだわらないですね。古着もそうですし、ハイブランドでも、いろんなものをとりあえず買ってきてみるってことが大事かなって。そこは意識してますね。

タカノ:スタイリングするときって、何かインスピレーションとかインプットとか、やっぱり、あったりするんですか?

村井:他のファッション雑誌さんとか、映画、ドラマ、アーティストさんもそうですけど、自分の場合、よく見るのは海外のファッションスナップですね。海外のファッションウィーク中のスナップとかの、一般の人の、よりリアルクローズな洋服を見て、「こういう着せ方するんだ」「こういう合わせ方するんだ」っていうのを勉強してるというか。見てても面白いんで。

タカノ:そういうのって雑誌で見るものなんですか? それともSNSとか?

村井:今だったらSNSが中心ですかね。速報的な感じで、いろんなSNSをやってるので。

タカノ:いろんな国の方々がいろんなSNSでね、我々が思いつかないようなアイデアで組み合わせたりするから、そこら辺は、僕みたいな一般人でも面白そうと思います。

Celeina:面白い。今のお話で、聞きたくなっちゃったんですけど、我々にとってショッピングの時間とかって、癒しの時間じゃないけど、リラックスしてるじゃないですか。でも、スタイリストさん的には、ショッピングの時間って、お仕事ですよね。そうなってくると、常に日々、インプットインプットで、疲れたりしないですか?

村井:疲れたりはしないです。普通に見てて楽しいですし、「こういうの出てるんだ」とか、毎日、日によってどんどん商品も入れ替わってるので、見てて面白いですね。リサーチしてて、いいなと思ったものは、直感的に買っちゃうこともありますし、迷うこともありますし。

Celeina:服に対する愛情を感じますね。

村井:そう言っていただけて、嬉しいです。

タカノ:あと最近、パジャマ集めにハマってるって噂を聞いたんですけど、これは、どういうことですか?

村井:今まで、家周りのもの、家具とかを全然気にしてなかったんですけど、ここ最近やっといろんなものを買い出して、パジャマにすごいハマっちゃって。今、家にパジャマが5~6着あると思います。

Celeina:セットアップのいわゆる寝る用のパジャマ?

村井:寝る用のパジャマです。

タカノ:どういうパジャマを持ってるんですか?

村井:赤チェックのラルフローレンのパジャマとか、あとは、地方のお土産ショップで買った日本の伝統的な作務衣とか、1990年代のパジャマとか、ヨーロッパの多分、貴族の方が着られたようなローブとか。

タカノ:面白い。パジャマも、そう考えると、いろんなジャンルがあるんですね。

村井:いろんなジャンルがあって、オンとオフが切り替えられるっていうのが、すごい気持ちいいです。もうくつろぐっていうときにしか着ないんで。

タカノ:ウチの妹とかも、ちゃんとセットアップのパジャマ着るタイプなんです。

Celeina:私もです。小さいときから、アメリカ人の母の影響かわからないですけど、パジャマを上下セットアップで着るのが当たり前で、未だに私はそっち派ですね。

タカノ:パジャマに、改めて興味がわきました。

Celeina:「FIST BUMP」は、グータッチでつなぐ友達の輪ということで、お友達を紹介してもらっていますが、素良さんがご紹介してくださるのはどんな方でしょうか?

村井:僕がご紹介するのは、ヘアースタイリストの東ナナコさんです。

Celeina:仲良くなった経緯は?

村井:昨年、お仕事ご一緒して、最近もよくお仕事ご一緒する機会が多くて、頼れるお姉さんというか、そんな雰囲気もある方です。

Celeina:一言で表すなら?

村井:「ギャップのあるツンデレお姉ちゃん」。

タカノ:ありがとうございます。明日は、ギャップのあるツンデレお姉ゃん、東ナナコさんにつなぎます。

Celeina:「FIST BUMP」今日はスタイリストの村井素良さんでした。ありがとうございました。

村井: ありがとうございました。

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