ロロの新作公演『劇と短歌「あわない友だち」』が、12月23日(水)から27日(日)まで東京の渋谷・ユーロライブにて上演される。
同作は、映画『サマーフィルムにのって』などを手がける劇作家の三浦直之と、歌集『老人ホームで死ぬほどモテたい』などで知られる歌人の上坂あゆ美が、台詞と短歌で戯曲を綴る『劇と短歌』シリーズの第2弾。劇中では宮城のドラッグストアで働く蛙町頬符と、東京で死神を⾒てしまった⽣⾰靴ゆゆという40代の男女が、道路の歩道と車道をわけるガードパイプ(車両用防護柵)が多く設置されたある街で出会う。思春期を取りこぼしてしまった2人がVlogで日々を報告し合いながら友情を深めていく物語となっている。
原案・脚本・演出を三浦が、原案・歌を上坂が担当。出演者には上坂に加え、歌人としても活動するお笑い芸人の鈴木ジェロニモ、ロロの亀島一徳、篠崎大悟、望月綾乃が名を連ねている。また、音楽はSummer Eyeが手がけ、短歌と台詞と音楽が重なり合う舞台が展開される。
12月23日(水)から25日(金)までの19時公演の終演後には、アフタートークを開催。12月25日(金)にはゲストとして、歌人で舞台制作者の吉田恭大が登壇する。
チケットは10月31日(土)より一般発売がスタート。あわせて、三浦と上坂からのコメントが公開された。


三浦直之(ロロ) コメント
演劇の「嘘だけど」っていうところが好きです。俳優たちの迫真の演技も、リアリティをつくりだす美術や光や⾳も、終幕して客電がつけば嘘だったことが露わになる。そういうところが好きです。
けれど、最近では今⽣きる現実のほうが「嘘だけど」で溢れかえってる気がします。だったら、今、ぼくは「マジだから」っていう演劇を作りたい。
上坂あゆ美さんの話すことや書くことを聴いたり読んだりするたび、マジであることにマジだなって感動します。
上坂さん、キャスト、スタッフの⼒を借りて、「嘘だけど」の先で「マジだから」って⾔ってみたい。
上坂あゆ美(歌⼈・⽂筆家) コメント
前作『飽きてから』の上演からもう⼆年。この⼆年で、世界では良いことも悪いことも起こりましたが、私個⼈の感覚としては、悪いことがとくに多かったように思います。こんなにも嘘や冷笑、諦観にまみれた世界だからこそ、逆に希望を持ち優しくあろうとすることが⼀番パンクであるという姿勢。それを“ホープパンク”と⾔って、そういうSFのサブジャンルがあるんだと、ある⽇三浦さんが⾔いました。SFでは全くないけど、今回、概念的にそういう作品になったらいいよねと話しました。ちなみに劇と短歌、前作をご覧いただいてなくてももちろん楽しめます︕私たちなりのパンクな希望が、渋⾕の劇場から、世界中に届きますように。
ロロ新作公演『劇と短歌「あわない友だち」』

2026年12月23日(水)〜27日(日)
渋谷・ユーロライブ(東京都渋⾕区円⼭町 1-5 KINOHAUS 2F)
原案:三浦直之 上坂あゆ美
脚本・演出:三浦直之
短歌:上坂あゆ美
音楽:Summer Eye
出演:亀島一徳 篠崎大悟 望月綾乃(以上ロロ) 上坂あゆ美 鈴木ジェロニモ
助成:公益財団法⼈東京都歴史⽂化財団 アーツカウンシル東京【東京芸術⽂化創造発信助成】
共催:ユーロスペース
企画制作・主催:合同会社ロロ
<公演スケジュール>
2026 年 12 ⽉ 23 ⽇(⽔)〜 12 ⽉ 27 ⽇(⽇) 全 6 ステージ
12 ⽉
23 ⽇(⽔)19:00◎三浦直之×上坂あゆ美
24 ⽇(⽊)19:00◎出演者
25 ⽇(⾦)19:00◎三浦直之×上坂あゆ美 ゲスト︓吉⽥恭⼤(歌⼈/舞台制作者)
26 ⽇(⼟)14:00 / 18:00
27 ⽇(⽇)14:00
◎…終演後アフタートークあり
受付︓開演 45 分前 開場︓開演 30 分前
<チケット>
チケット料⾦(税込)
⼀般︓5,000 円、U-29︓4,000 円、U-18︓無料(枚数限定・要予約)
障がい者割引︓3,500 円(要予約・介護者 1 名様も同⼀料⾦)
当⽇券 各 500 円増し
チケット発売⽇
⼀般発売︓10 ⽉ 31 ⽇(⼟)12:00
プレイガイド
◎演劇最強論-ing(会員登録なし・各種⼿数料なし)
◎ローソンチケット(L コード︓31972)
◎こりっち(当⽇精算のみ)
<ストーリー>
「もっと未来を、驚かせてやらないと」
宮城のドラッグストアで働く蛙町頬符と、東京で死神を⾒てしまった⽣⾰靴ゆゆは、ガードパイプのたくさんある街で出会う。
2 ⼈は Vlog によって⽇々の⽣活を報告し合い、ちょっと変わった友情を深めていく―――
クリスマスの渋⾕からお届けする、思春期を取りこぼしてしまったミドルエイジたちの友情物語。

