現在公開中の映画『急に具合が悪くなる』より、メイキング映像とスチル写真が解禁された。
同作は、『ドライブ・マイ・カー』『偶然と想像』などを手がけた濱口竜介が監督を務めたもの。主演のヴィルジニー・エフィラと岡本多緒は、第79回カンヌ国際映画祭にて最優秀女優賞を共同受賞し、日本初の女優賞受賞となった。公開以降は映画レビューサイトのFilmarksで初日満足度ナンバー1を獲得したほか、世界70カ国以上での配給が決定している。

物語の中心となるのは、介護施設で理想のケアの在り方を探求するマリー=ルーと、ステージ4のがん患者である独創的な舞台演出家の真理。同じ名前を持つ2人が偶然に出会い、友情を超えた深い絆を結んでいく姿が描かれている。主人公の2人をエフィラと岡本が担当。その脇を固めるキャストとして、長塚京三、黒崎煌代らが出演している。
今回公開されたメイキング映像は、濱口監督の「俳優の魂みたいなものがちゃんと映ったと感じています」という言葉からスタート。フランス・パリでの撮影現場にて、濱口監督が動きを確認するために黒崎とともに室内を駆ける様子や、エフィラと岡本が笑い合う姿、岡本がキャストたちとピアノを囲みながら“Amazing Grace”を歌うシーンなどが収められている。長塚が劇中で演劇を披露するシーンでは、エキストラから自然と拍手が湧き上がる様子も確認でき、最後は濱口監督の「最高の現場でした。一生忘れないと思います!」という言葉で締め括られた。
あわせて公開されたスチル写真12点には、撮影監督のアラン・ギシャウアとともにカメラを覗き込む濱口監督や、段取りを確認するキャスト陣の姿など、同作の記録が写し出されている。


映画『急に具合が悪くなる』

2026年6月19日(金)より全国ロードショー
監督:濱口竜介
原作:宮野真生子・磯野真穂著『急に具合が悪くなる』(晶文社)
脚本 濱口竜介 ルディムナ玲亜
出演:ヴィルジニー・エフィラ 岡本多緒 長塚京三 黒崎煌代
製作:Cinéfrance Studios, オフィス・シロウズ, ビターズ・エンド, Heimatfilm, Tarantula 配給:ビターズ・エンド
提供:Soudain JPN Partners フランス=日本=ドイツ=ベルギー合作|196分|カラー|1.5:1
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〈あらすじ〉
パリ郊外の介護施設「⾃由の庭」の施設長であるマリー=ルー・フォンテーヌは⼊居者を⼈間らしくケアすることを理想としつつ、人手不足やスタッフの無理解などに悩まされている。そんな中、マリー=ルーは森崎真理という日本人の演出家に出会う。がん闘病中の真理が演出するのは、自閉スペクトラム症の孫・智樹と行動を共にする俳優・清宮吾朗の一人芝居。真理の描く演劇に勇気をもらったマリー=ルー。同じ名前の響きを持つ偶然に導かれて、二人の交流が始まる。しかし、あるとき真理は「急に具合が悪くなる」。真理の病の進行とともに、二人の関係は劇的に深まり、互いの魂を通わせ合うようになる⋯⋯。