中野坂上デーモンズの舞台『しみ』が4月21日(火)まで、東京・新宿眼科画廊 スペース地下で上演されている。
同公演は、『かみ』『さる』に続く、中野坂上デーモンズの「労働三部作」の完結編。とある街のビルの地下1階で仕事をしている2人の清掃員が、絶対に落ちない「しみ」を前に立ち尽くし、虚無にまみれ、意味を失い、仕事とも現実とも言えない時間に呑み込まれていくというストーリーの2人芝居となっている。
作 / 演出を務めるのは、中野坂上デーモンズの主宰である松森モヘー。出演者には村松のほか、三森麻美が名を連ねている。
NiEWをご拝読のみなさん、こんばんわ。
中野坂上デーモンズです。松森モヘーです。
わたしたちの新作公演がまもなく初日を迎えます。このお話は「夢を諦めきれない者」と「夢を諦めた者」の二人が、どうしても落ちない「しみ」を前に立ち尽くしている。ただそれだけのお話です。
二人は14年前に共に演劇の旗揚げ公演をしているのですが、その14年後、こうしてまた清掃のバイトをする為に同じ街で同じ床の上にどうする事も出来ずに立ち尽くしている。そんななんの派手さもないただそれだけのお話。
なのに今の自分にとってはそこには全てがつまっていると感じてしまいます。
中年に差し掛かり以前に増してのし掛かる「生活」と「先行き」「不安」。でもまだ未だ可能性を捨てきれない俳優達が社会の不条理に狂って我を忘れていく、そんなお話。
労働三部作、ここに完結編です。
ぜひ劇場にてお待ちしております。
中野坂上デーモンズ 主宰・作演出 松森モヘー

中野坂上デーモンズ 『しみ』

【作・演出】 松森モヘー
【公演期間】 2026年4月17日(金) – 4月21日(火)
4月
17(金)14:00/19:00
18(土)14:00/19:00
19(日)14:00/19:00
20(月)14:00/19:00
21(火)14:00/19:00
全10ステージ
開演の30分前から受付開始・開場。当日券販売となります。
【会場】
新宿眼科画廊 スペース地下
〒160-0022 東京都新宿区新宿5-18-11 地下1F
JR新宿駅東口より徒歩12分
地下鉄東新宿駅より徒歩6分
地下鉄新宿三丁目駅より徒歩7分
【出演】
三森麻美
松森モヘー
【 チケット料金 】
前売・当日 ¥3,500
アンダー22 ¥2,500
全席自由・税込み価格
【スタッフ】
作・演出: 松森モヘー
照明: 葛生英之(Kiesselbach)
演出助手: 北澤響(劇団ノックステージ)
宣伝美術: 小幡悦子(悦楽歌謡シアター)
コラージュ: 松森モヘー
物販デザイン: 酒井まりあ(タイダン)
SNSビジュアル: 小原誠仁(ん坊の国)
票券・当日制作: 福さん太(劇団ノックステージ)
主催・制作 中野坂上デーモンズ
【お問い合わせ】
劇団 MAIL: nakanosakaue.demons2525@gmail.com
【あらすじ】
とある街、とあるビル。その地下一階。 仕事をする清掃員二人。 清原と山口。
朝七時から作業を始め、やがて二時間半が経とうとするのだが、どうしても廊下に一箇所だけ落ちない「しみ」がある。
作業はあらかた完了し次の現場へと向かいたい二人。だがしかしどうしても、どうしても一箇所だけ落ちない「しみ」があるのだ………
上司に連絡するも、十一時になって管理人がビルを出るまで何とか作業を続けて欲しいと頼まれる。
十一時までは管理人が眼を光らせている。その場を離れることはできない。
清原(松森モヘー)はこの「しみ」がいまは絶対に落とせないことがわかっているのだが、清原の紹介で働き始めたばかりの山口(三森麻美)は作業に対し手を抜くことができない。
やがて二人は虚無にまみれ、意味を失い、仕事とも現実とも言えない時間に呑み込まれていく、、、、
どうしても落ちない「染み」を前に立ち尽くす二人の、どうしようもないほど「地味」な物語。
「かみ」 「さる」に続く、中野坂上デーモンズの「労働三部作」 ここに完結。
虚無を磨く、うろんな清掃劇一幕。