『おだかる展 meets 写真家・石田真澄』が、1月31日(金)から2月2日(日)まで、東京・下北沢のBONUS TRACKで開催される。
「おだかで、はじめる。おだかで、つながる」を合言葉に、福島県南相馬市小高区の日々の暮らしや、それぞれの想いをもって活動する人々の様子を発信してきた「おだかる」。イベントは、これまでの「おだかる」の取り組みを通して、小高の魅力を多くの人に知ってもらうことを目的としている。
会場では、小高に暮らす人々の生活指針 / 価値観である「おだかるまいんど」の言葉を中心に、「おだかる」のこれまでをパネルや動画で紹介。さらに、クラフト商品や地酒をはじめとする小高生まれの物産の展示なども行われ、東京にいながら小高のまちを体感できる空間が予定されている。
また、東京都内を拠点に活動するフォトグラファーの石田真澄が2024年12月に3日間滞在し、小高のまちをめぐりながら撮影した写真を展示。小高の日常の魅力と、写真を通して見えてくる新たな小高の姿の両方が鑑賞できるイベントとなっている。
小高区は2011年に発生した東日本大震災に伴う原子力災害の影響で、居住人口が一度はゼロになったが、さまざまな取り組みによって近年は若者や起業する人の移住が増加。外から来た人を受け入れ、チャレンジを応援する価値観が根付いており、2015年には芥川賞作家の柳美里が移住、2018年にブックカフェ「フルハウス」をオープンさせたことも話題となった。
『おだかる展 meets 写真家・石田真澄』

★時期:1月31日(金)~2月2日(日)
★会場:BONUS TRACK(東京・下北沢)(https://bonus-track.net/)
★時間:11:00~19:00(最終日のみ~18:00)
★入場:無料