胎動LABELの胎動短歌会から、短歌文芸誌『胎動短歌Collective vol.5』が発売される。
胎動LABELは「ジャンルの壁を越える」をテーマとし、様々なジャンルとともに言葉の表現を追求してきたイベントレーベル。これまでに国内最大級の詩の野外フェス『ウエノ・ポエトリカン・ジャム5,6』、詩と本の野外フェス『POETRY BOOK JAM』、TBSラジオ主催『WORD WAVE』、東京都が主催する『隅田川怒涛』の「ことばの渡し」を企画。胎動短歌会では、2017年より短歌文芸誌『胎動短歌Collective』を刊行しているほか、2024年には能登半島地震の被災者支援を目的とした書籍『チャリティー百人一首』 を発売した。
新刊となる今作には、歌人として『情熱大陸』に出演した木下龍也、枡野浩一、東直子、荻原裕幸が参加。詩人としては国際的にも高い評価を受けている和合亮一、16歳で現代詩手帖賞を受賞して以来数々の賞に輝いている文月悠光、小説家としてのデビュー作『いなくなくならなくならないで』が第171回芥川龍之介賞候補に選ばれた向坂くじらも寄稿している。さらにラッパーのGOMESSや狐火、音楽活動を経て現在は作家や詩人として活動する高橋久美子、アイドルグループ卒業後は様々な執筆活動に加えて短歌研究員としても活動している宮田愛萌、「古き良き時代から来ました」をキャッチコピーに独自のアイドル活動を続ける寺嶋由芙、ほかにも書店員、ラジオパーソナリティー、画家、怪談師、植物園の中の人など、幅広いシーンから全39組が集結。ジャンルを超えた「誌面上の短歌フェス」として各参加者から寄稿された短歌連作8首が掲載される。
『胎動短歌Collective vol.5』は、12月1日(日)に東京・有明の東京ビッグサイトで開催される『文学フリマ東京 39』U-25・26ブースで先行販売。以降は胎動短歌会の公式Xアカウントでの通信販売と各書店などでの取り扱いを予定している。
『胎動短歌Collective vol.5』
【参加者(寄稿者)一覧】
青松輝 / 伊波真人 / 宇野なずき / 荻原裕幸 / カニエ・ナハ / 金田冬一/おばけ / 上篠翔 / 川奈まり子 / 狐火 / 木下龍也 / 小坂井大輔 / GOMESS / 向坂くじら / 志賀玲太 / 鈴木晴香 / 高橋久美子 / 竹田ドッグイヤー / tanaka azusa / 千種創一 / 千葉聡 / 寺嶋由芙 / toron* / 野口あや子 / 服部真里子 / 東直子 / ひつじのあゆみ / 平川綾真智 / 広瀬大志 / pha / 文月悠光 / フラワーしげる / 堀田季何 / 枡野浩一 / 宮内元子 / 宮田愛萌 / 村田活彦 / 夜馬裕 / 和合亮一 / ikoma(50音順/敬称略)
【価格】2,000円 (税抜)
【表紙・デザイン】竹田信弥 (双子のライオン堂)
【編集】ikoma / 胎動LABEL
歌人、詩人、俳人、小説家、ミュージシャン、ラッパー、アイドル、書店員、ラジオパーソナリティー、画家、怪談師、植物園の中の人まで全39組が参加、連作8首を寄稿。ジャンルを超えた「誌面上の短歌フェス」をお楽しみください。