寺田倉庫が『TERRADA ART AWARD 2025』を開催することを発表した。
『TERRADA ART AWARD』は、新進アーティストの支援を目的とした現代アートアワードとして2014年に開始。世界を舞台に活躍するアーティストの輩出を念頭に、国際的な視点と現代アートに関する深い見識を持つ審査員を迎えて実施されてきた。
前回開催の『TERRADA ART AWARD 2023』においては国内外から1000組以上の応募があり、ファイナリストには金光男、冨安由真、原田裕規、村上慧、やんツーの5名が選出。2024年1月には東京・天王洲のG3-6Fでファイナリスト展も行われた。
『TERRADA ART AWARD 2025』の応募期間は11月20日(水)から2025年1月31日(金)18時までとなっている。一次審査、最終審査期間を経て2025年9月10日(水)にファイナリスト5組が発表され、2026年1月15日(木)からは『TERRADA ART AWARD 2025 ファイナリスト展』が開催。ファイナリスト5組は、最終審査において提出した「展示プラン」に基づき、展示作品の制作費300万円を活用して作品を制作する。会場は倉庫空間をリノベーションしたイベントスペースが予定されている。
『TERRADA ART AWARD 2025』
応募期間:11月20日(水)~2025年1月31日(金)18:00
応募条件:以下全ての条件を満たす方
A. 国籍不問 ただし日本語でのコミュニケーションが可能な方
B. 1個人または1ユニットにつき1件の応募とする
C. 応募開始時点で18歳以上45歳未満の方(ユニットの場合 代表者の方)
D. 2025年12月から2026年2月までに予定されている、ファイナリスト展(設営・撤収含む)および授賞式に参加できること
E.応募開始時点で1回以上の作品発表歴を有すること
F. これまでTERRADA ART AWARDでファイナリストとして選出されていないこと
対象活動:現代アート全般(絵画等の平面、写真、立体(オブジェクト)、テキスタイル、映像、デジタル・メディアアート、パフォーマンスなど身体表現、音または音楽など全ての媒体を含む)
応募方法:オンライン応募
支援内容:ファイナリスト展での展示機会および、制作費として300万円※
主催:寺田倉庫株式会社
協賛:日本航空株式会社、ルイナール(MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社)
後援:品川区
運営協力:藤原羽田合同会社、ロケットペンシル株式会社
【最終審査員】
金島隆弘(金沢美術工芸大学 芸術学SCAPe 准教授)
神谷幸江(美術評論家、キュレーター)
寺瀬由紀(アートインテリジェンスグローバル ファウンディング・パートナー)
真鍋大度(アーティスト、プログラマ、コンポーザ)
鷲田めるろ(十和田市現代美術館 館長、東京藝術大学 准教授)
(敬称略・五十音順)
【一次審査員】
池城良(アーティスト、ミュージシャン、研究者、香港城市大学クリエイティブメディア学院 助教)
大巻伸嗣(美術作家)
木村絵理子(弘前れんが倉庫美術館 館長)
高橋龍太郎(精神科医、現代アートコレクター)
竹久侑(キュレーター、水戸芸術館現代美術センター 芸術監督)
椿玲子(森美術館キュレーター)
(敬称略・五十音順)