山梨県・富士吉田市の夕方6時の防災行政無線のチャイム音が、7月7日(日)から13日(土)まで、フジファブリックの”若者のすべて”に変更される。
富士吉田市出身のミュージシャンで、2009年に急逝したフジファブリックの志村正彦にちなんで「平成24年度市役所若手職員プロジェクト」として提案された同事業。志村の誕生日である7月10日前後と、命日である12月24日前後に防災行政無線でフジファブリックの曲を流す取り組みで、今回で26回目となる。期間中は県内外から多くのファンがチャイムを聞きに市内を訪れるのも恒例となっている。
また、同市に所在する富士急行線の下吉田駅では、2021年から列車接近音として、志村の歌声が含まれる”若者のすべて”と”茜色の夕日”を採用。駅のホームには志村のプロフィールや楽曲紹介の特設パネルが設置されており、併せてその功績が称えられている。
なお、フジファブリックはバンド20周年記念公演として、8月4日(日)に東京・有明の東京ガーデンシアターで『THE BEST MOMENT』と、11月10日(日)に大阪・大阪城ホールでくるり、ASIAN KUNG-FU GENERATIONとの3マンスペシャルライブ『ノンフィクション』を開催。チケットはいずれもイープラスで販売中となっている。