Amazonオリジナルドラマ『龍が如く~Beyond the Game~』(英題:Like a Dragon: Yakuza)が10月25日(金)よりPrime Videoで世界独占配信される。この度、6月4日(火)にホテル雅叙園東京にて行われた記者会見のレポートが到着した。
ゲーム『龍が如く』シリーズは、「大人向けのエンターテインメント作品」というコンセプトを基に、2005年にセガより誕生。実在の歓楽街をモチーフに作られた欲望と暴力が渦巻く巨大歓楽街・神室町を舞台に、伝説の男・桐生一馬を中心とした男たちの生き様をドラマティックに描き、国内外のファンの心を掴んだ。
ドラマ『龍が如く~Beyond the Game~』は義理人情に厚く、喧嘩では右に出るものはいない主人公・桐生一馬の成長物語をオリジナル脚本で描くクライムサスペンスアクション。養護施設でともに育った家族同様の幼馴染たちを守るために極道の世界に身を置くことになった桐生と幼馴染たちそれぞれの人生を、1995年と2005年の二つの時間軸を交差させながら描く。監督を務めるのは、映画『百円の恋』やドラマシリーズ『全裸監督』の総監督を務めた武正晴。主人公の桐生を竹内涼真が演じる。
会見には竹内涼真と、武正晴監督が登壇。竹内は自前の黒い着物を身にまとい「撮影は去年の5月から約半年間でしたが、この作品に命を懸けてきたので、やっと配信発表を迎えることができてとても嬉しいです。さっきセガの皆さんにお会いしたんですが、『龍が如く』を作った方々から『面白い!』と言っていただけたので、頑張ってきた日々が報われて嬉しかったです」と熱く語った。
また、同作の見所について「本作では1995年と2005年という二つの時間軸が描かれるので、まだゲームでは描かれていない桐生一馬の部分も見ることができる。原作をリスペクトしつつ、新しい『龍が如く』を作っていかなければならないというプレッシャーもありましたが、神室町という舞台で彼らの生き様が生々しくリアルに素敵に描かれていると思います」と、ゲームへのリスペクトとオリジナル脚本が融合した実写ドラマならではの魅力を明かした。
撮影では、毎回2時間かけ桐生の背中にある龍の刺青のメイクを施したというエピソードも披露。武正晴監督は「キャスティングのときにまず頭に浮かんだのが竹内くんでした。理由は、まずデカい。桐生一馬という人を演じるためには、そこにいるだけで存在感がある人が必要だった。そしてこの大きな龍の刺青を入れるための大きな背中と、自分の身体のことと努力の仕方をよく知っていて鍛え上げてくれる人。竹内さんはきっとそれに当てはまるだろうと思ったので、信頼してお願いしました」と話している。
さらに、龍が如くスタジオ代表の横山昌義からのメッセージも到着した。
『龍が如く~Beyond the Game~』は、間違いなく『龍が如く』のもう一つの代表作となるでしょう。主観視点で楽しむのがゲームだとしたら、これは究極の客観視点で楽しむ『龍が如く』。ゲームをプレイしたファンは、数秒ごとに訪れる意外性とリアリティーに引き込まれ、そして原作を知らない方は、ただそこに実在するかのような世界での出来事に没頭するでしょう。私は一瞬も見逃せない緊張感に溢れた数時間を、世界中の人々と一緒に味わいたいと思っています。
横山昌義
ドラマ『龍が如く~Beyond the Game~』は全6話で構成。10月25日(金)と11月1日(金)に各3話ずつが配信される。
Amazon Originalドラマ『龍が如く~Beyond the Game~』 (英語タイトル:Like A Dragon: Yakuza)
配信日:2024年10月25日(金) 吹替版を含む30以上の言語の字幕・吹替版を世界独占配信
話数:全6話(10月25日、11月1日に各3話ずつ配信)
キャスト:竹内涼真(桐生一馬役) ほか
原作:セガ『龍が如く』シリーズ
監督:武正晴、滝本憲吾
エグゼクティブプロデューサー:Erik Barmack Roberto Grande Joshua Long
脚本/ストーリー:Sean Crouch&中村勇吾
日本語脚本:吉田康弘、山田佳奈
制作プロダクション:ザフール