3月21日(木)よりNetflixで配信される実写ドラマシリーズ『三体』の本予告が解禁された。
同ドラマは中国の作家・劉慈欣(りゅう・じきん / リウ・ツーシン)による全3部作の同名小説が原作。小説は2015年に「SF界のノーベル文学賞」とも言われる『ヒューゴー賞』をアジア圏の作品として初受賞、日本国内では2020年と2021年に『星雲賞』を受賞するなど数々の賞を獲得。科学的な要素と哲学的なテーマを融合させつつ、謎が謎を呼ぶ緻密なサスペンス作品としても知られる。
中国人エリート女性科学者・葉文潔(イエ・ウェンジエ)が、1960年代に宇宙に向けて秘密裏に電波を発信。惑星「三体」の異星人に届いたことをきっかけに、現代の科学者たちや地球の自然現象に大きな影響が及び、5人の級友たちが科学の力を駆使して脅威に立ち向かっていく内容となっている。
製作総指揮を務めたのは『ゲーム・オブ・スローンズ』シリーズの原案者、デイヴィッド・ベニオフとD・B・ワイス。出演者はベネディクト・ウォン、リーアム・カニンガム、エイザ・ゴンザレス、ジョナサン・プライス、ジョン・ブラッドリーら。
解禁となった本予告は作品内の様々な場面が次々と映し出される内容。血文字のような謎の数字の羅列が照らされる光景や、炎に包まれた建物内でなにかが炎をまとったまま奥へと向かっていくシーンなども含まれているほか、撮影規模の大きさに圧倒される壮大な映像も数多く盛り込まれている。
なお、原作小説は、2月21日(水)に早川書房から第1部の文庫が発売されることが発表されている。