『第11回ヒロシマ賞受賞記念 アルフレド・ジャー展』が7月22日から10月15日まで、広島・広島市現代美術館で開催される。
アルフレド・ジャーは1980年代半ばに、写真とライトボックスを用いた作品や、屋外の広告掲示板を用いた作品を発表し、注目を集めたアーティスト。公共の場での作品の提⽰や、写真、映像そして建築的な空間造形を伴った五感に訴えかける美しいインスタレーションによって、社会的、政治的、⼈道的な問題を伝えてきた。
ヒロシマ賞は美術の分野で平和に貢献した作家に3年に1度贈られる賞であり、アルフレド・ジャーは第11回ヒロシマ賞を受賞した。日本で初めての本格的な個展となる同展は、これまでの代表作とともに、広島をテーマにした新作が展示される。