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NEWS EVENT SPECIAL SERIES

Hedigan’sのライブ収録現場を密着取材 バンド内の信頼関係と遊び心を見た

2024.12.13

Hedigan’s『Chance』

#PR #MUSIC

サウンドチェック〜リハーサル:音楽で戯れ続ける5人

準備中、そんな不安を一切顔に出したりはしない。大内がドラムの鳴りを自分で確認するために、本村が大内のドラムセットに座って叩いてみる。すると、他の人たちも順番にドラムを叩き、多少ぎこちなくとも叩き終わると現場にいる人全員で拍手をする、という流れが生まれた。「スタッフも含めて風通しがいい」とメンバーから聞いてはいたが、それを感じさせるシーンだった。

その後はYONCEが本村のベースを担ぎ、本村がドラムを叩いて、二人のセッションがスタート。続けて、本村が栗田将治(Gt)のギターを弾いて、将治はハーモニカを吹き始める。自然とそこに大内のドラムも乗っかる。「空いた時間を埋める術がタバコか楽器を触るしかないんですよ」と本村は笑いながら言う。

20時半になると、リハーサルが始まった。本番と同様に一通り演奏する時間だが、カメラや照明のセットチェンジが入ると、そのあいだも誰かが何かを弾き始めて、それに他のメンバーが合わせていく、ということばかりやっている。音楽を始めたばかりのキッズのように楽器を触って、仲間とふざけながら音の中で戯れる姿を、この日ずっと見ることとなった。Hedigan’sの楽曲とは、こうして5人が自然と音を鳴らして高揚したフレーズと笑顔の蓄積だといえるのだろう。

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