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NEWS EVENT SPECIAL SERIES

アユニ・Dから16歳の自分へ「生きるのをやめないでいてくれてありがとう」

2024.4.8

FRISK「#あの頃のジブンに届けたいコトバ」

#PR #MUSIC

10年後の自分に手紙を書くとしたら?

─今、PEDROというバンドを動かしていくなかで、バンド特有のチームとしての醍醐味と難しさを両方感じていると思うんですが、そのあたりはどうですか?

アユニ・D:今一緒にやってくれているお二方は、自分の音楽の原点であり頂点でもあるレジェンドの田渕さんと、自分の中学時代の青春でありスーパーヒーローだったヒトリエのドラマーのゆーまおさんで、お二人が培ってきた、私にはまだ畏れ多くて触れもできない部分に導かれ、救われて表現を広げていってもらっている。毎回、自分の想像をはるかに超えるライブであり作品ができる楽しみがやっぱり醍醐味ですね。私がまだまだ未熟で挫けそうになることもありますけど、ライブの気持ちよさを思い出したらがんばれちゃうんだなって思います。

PEDRO“グリーンハイツ”(2023年11月27日 日本武道館『洗心』より)

─田渕さんもゆーまおさんもそれぞれ大切な人を亡くされた経験をしていたり、それでも音楽を続けていく気概を持ち続けているからこそ、アユニさんもたくさんのことを受け取っていると思います。

アユニ・D:本当にたくさんのものをいただいてますね。お二人と話す度に「この人はいろんな人生経験をしてるんだ」って毎秒痛感するから。お二人ともどんな困難も自分の血肉にされているというか。それを乗り越えた先に見える光を作り上げている方たちですし、自分も魂を削ってでも好きなことを追求していきたい、おばあちゃんになるまでこの人生を探検していきたいなと思わせてくれます。

─今のアユニさんが今度は10年後の自分に手紙を書くとしたらどういう言葉を届けたいですか?

アユニ・D:「ずっと人間見習い中でいいよ」って言いたいですね。おばあちゃんになるまでこの人生を探検して、冒険して。30歳だからどうとか、大人だからどうとか、そんなのないんです。一生子どものように無邪気にいろんなことに触れて、かつ大人のような包容力のある人になれていればいいんじゃないかと。それが一番カッコよろしいんじゃないかと、私は思います。

―最後に、ご自身の楽曲から「#あの頃のジブンに届けたい歌」として“感傷謳歌”を選んでいただきました。選曲理由を教えてください。

アユニ・D:この曲は、感傷的でセンチメンタル、いわゆるマイナスの感情を謳歌しよう、せっかくなら楽しもうっていう思いを込めて作った楽曲なんです。生きる希望がないとか、目指したものになれなかったっていう、一見マイナスに捉えがちなことも視点を変えてみれば、次の道に繋げることができるかもしれないので、そういうきっかけになれたらと思って選びました。

この曲を作った当時は自分のことしか考えていなくて、自分の絶望を書き殴った曲ではあるんですけど、自分のマイナスな感情をどうにかプラスにできるようにって、必死に歌詞を書いたんです。それが誰かの希望になっていれば自分も救われるなと思いますし、実際この“感傷謳歌”に今の自分が救われてるよって思う楽曲です。

「#あの頃のジブンに届けたいコトバ」presented by FRISK

新たな一歩やチャレンジを前向きに踏み出すことを応援するFRISK「#あの頃のジブンに届けたいコトバ」では、11組のアーティストやタレント、クリエイターが「あの頃」の自分に宛てた手紙を執筆。手紙の内容について、CINRA、J-WAVE、me and you、ナタリー、NiEW、QJWebでインタビューやトークをお届け。直筆の手紙全文は4月11日(木)から下北沢BONUS TRACKで開催されるFRISK『あの頃のジブンに届けたいコトバ展』で展示される(詳細はこちら)。

『あの頃のジブンに届けたいコトバ展』

第一線で活躍する11組の「あの頃の自分に届けたいコトバ」。悩みを抱えていたかつての自分に書いた直筆の手紙を展示。この春、新生活を迎えるすべての人へ贈ります。

会場:下北沢・BONUS TRACK GALLERY(東京都世田谷区代田2-36-12)
会期:2024年4月11日(木)〜17日(水)11:00〜20:00(全日程共通)※営業時間は変更になる場合がございます。

参加アーティスト:尾崎世界観(クリープハイプ)、アユニ・D、ぼる塾(田辺智加、酒寄希望、あんり、きりやはるか)、SIRUP、imase、めがね、児玉雨子、TENDRE、長塚健斗(WONK)、Aile The Shota、三船雅也(ROTH BART BARON)

主催:NiEW 後援:FRISK

■アユニ・Dさん、児玉雨子さん×めがねさん登壇のスペシャルトークショーも実施!
展示に加え、本プロジェクトにメッセージを寄せていただいたアユニ・Dさん、児玉雨子さん×めがねさんに登壇いただき、ご自身が何者でもないフレッシャーだった頃を振り返りながら、新生活における悩みや迷いとの向き合い方、気持ちを前向きにする方法などについてコトバを贈るトークショーを開催します。

場所:BONUS TRACK LOUNGE(東京都世田谷区代田2-36-15 BONUS TRACK 中央棟テナント2F)
日時:
「児玉雨子さん×めがねさんトークショー」 4月11日(木)19:30~20:30(19:00開場)
「アユニ・Dさんトークショー」 4月14日(日)14:00~15:00(13:30開場)

会場の席数に限りがございますので、参加をご希望の方は下記リンクよりお申し込みをお願いいたします。抽選の上、当選者のみご連絡を差し上げます(メールにてご連絡を差し上げますので、「@niew.jp」をドメイン指定受信に設定いただくようお願いします)。

→詳細はNiEWの特設ページをご確認ください

PEDRO『赴くままに、胃の向くままに』(CD)


2023年11月29日(水)発売
価格:3,300円(税込)
UPCH-20665

1 還る
2 グリーンハイツ
3 春夏秋冬
4 洗心
5 音楽
6 ナイスな方へ
7 清く、正しく
8 赴くままに
9 飛んでゆけ
10 余生

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