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黒野真吾がオールラウンドにデザイン全般を手掛けるようになるまで

2023.7.24

#ART

グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。

6月27日は、SNOW SHOVELINGの中村秀一さんからの紹介で、プロダクトデザイナー / アートディレクターの黒野真吾(くろの しんご)さんが出演。アートディレクション、プロダクト、グラフィック、WEBデザイン、映像や写真など、デザイン全般を手掛ける黒野さんに、オールラウンドにデザインするようになったきっかけや、ハマっているものなどについて伺いました。

イームズのようなデザイナーを目指してオールラウンドに

Celeina(MC):プロフィールをご紹介させていただきます。黒野真吾さんはプロダクトデザイナー / アートディレクターとしてご活動されてます。フランスでデザインを学んだのち、国内のデザイン事務所で経験を積み、独立。アートディレクション、プロダクト、グラフィック、WEBデザイン、映像や写真など、デザイン全般を手掛けられています。

タカノ(MC):これ、すごいことですよね。僕はデザイナーではないですが、周りに聞くと、プロダクトデザインとグラフィックデザインとWEBデザインなんかは、また違うスキルじゃないですか。

黒野:ですよね。一般的には、そう言われるんですけど、イームズ     とか、昔のデザイナーって、家具も作るし、グラフィックも作るし、分野の隔たりなくやっていたと思うんです。今はデザインツールも発達してきていますし、その辺をうまく使って、イームズのような     デザイナーを目指したいなっていう思いでやっています。

タカノ:あと、映像や写真も撮られているっていう話で。具体的にはどういったものなんですかね?

黒野:最近多いのが、ブランドを作るときに、はじめにモノ自体     のデザインをして、その後、ロゴマークやパッケージのデザインをして、メインビジュアルみたいな撮影をして、WEBデザインをして、そこからSNSでどう展開していくかみたいな。

Celeina:そこまで!

黒野:プランニングとビジュアル作りをワンストップでやらせていただけるクライアントが多いですね。

タカノ:プロダクトで言うと、時計とかもね、今日つけてらっしゃる。

黒野:「sazare(さざれ)」っていうんですけど、メイドインジャパンで、表面にロゴも一切入れずに、ものすごいシンプルな、この形だけで表現しているブランドです。今、つけているのが自動巻きで、他に電池式もあったり、いろいろ展開されています。

タカノ:WEBサイトを拝見すると、めちゃくちゃカッコいいんですよ。スタイリッシュというか、ちょっと文学的な雰囲気も感じるというかね。

Celeina:まさか、そこにルーツが?

黒野:いや、どうなんですかね(笑)。

タカノ:昨日の、本屋SNOW SHOVELINGの中村さんつながりっていうこともあって。ショッピングもよく行かれるんですか?

黒野:そうですね。でも昨日、中村くんが僕にバーでナンパされたって言ってましたけど、僕がされた方だと思います(笑)。

タカノ:ちょっと記憶が曖昧だと(笑)。

黒野:そうですね。僕がナンパされて、そこから仲良くしてもらって。     中村くんの生き方とかを身近で見てて、若干ロールモデル的に捉えているところは正直ありますね。

Celeina:具体的に、どういったところを?

黒野:出会った当時に僕、デザイン事務所のスタッフをやってたんですけど、何だこの自由なお兄ちゃんは、と思って(笑)。

Celeina:自由さかあ。

黒野:そこの憧れはあるんで、この話をいただいたときに僕、中村くんの次は嫌だとは言ってて。ちょっと重たいなっていう(笑)。

Celeina:ちょっとごめんなさい。元々の話に戻っちゃうんですけど、黒野さんは、デザイン全般をやられるようになった最初のきっかけは何だったんですか?

黒野:最初のきっかけは、元々、家電とかのデザインをしている事務所でずっと働かせていただいてて。そこを独立するタイミングで、ファッションのグラフィックをやるようになったんですよ。そうすると、ファッションブランドのロゴを作って、撮影をして、WEBにどう落とし込むかみたいなところから、WEBのデザインも自分でやりたくなって。どんどん深掘りしていったら、今みたいになった感じですね。

タカノ:オールラウンドに。

スタイリッシュな消臭スプレー「NIOCAN」のデザイン

黒野:今日は、出来たてホヤホヤの消臭スプレー「NIOCAN(ニオキャン)」っていうのを、2人にプレゼントでお持ちしました。

タカノ:ありがとうございます! NIOCANっていう可愛い感じの名前から想像つかないぐらいスタイリッシュですね。

Celeina:パッケージがオシャレ。

黒野:これはサンプルなので、市販のものは500mLで、トリガータイプです。代官山蔦屋さんとかでも売ってます。精油が98%で、皮膚に触れても、目に入っても、そんなに刺激がないです。

Celeina:安心ということで。

タカノ:早速、使ってます。すごい良い香り!

Celeina:何の精油ですか?

黒野:レモンとか柑橘系の精油の香りで臭いを相殺するっていう消臭方法ですね。

タカノ:黒野さんは、このNIOCANの写真も撮られてます?

黒野:はい。

タカノ:小冊子が入ってるんですけれども、このデザインというか、お写真も撮られてるってことですよね。

Celeina:面白い写真ですね。ゴミ箱を覗き込んでる写真とか、ソファーに顔ごと突っ込んでいる写真とか。

黒野:ゴミ箱にNIOCANをやると、本当に覗けます。宣伝みたいになっちゃった(笑)。

タカノ:いや、大事ですからね(笑)。

Celeina:では、ここらへんで1曲、送りましょう。黒野さんに、この時間にラジオでみんなで一緒に聴きたい曲を選んでもらったんですけれども。

黒野:はい。ソフィア・コッポラさんの『SOMEWHERE』っていう映画が昔あったんですけど、その主題歌でThe Strokesの“I’ll Try Anything Once”という曲を選んできました。

写真集・デザイン本・アートブックを買ってしまう病

Celeina:先ほど、黒野さんのお仕事について伺ってましたけれども、最近、プライベートとかでハマってることとか、ありますか?

黒野:最近じゃないですけど、写真集とかデザイン本とかアートブック系を、すぐに買ってしまう病気ですね(笑)。

タカノ:でも、お仕事にも直結してますもんね(笑)。

黒野:そういう言い訳をしています(笑)。月曜日の夜9時ぐらいにメルマガが届くんですよ。     それを見てポチポチ買っちゃうんですよね。

Celeina:もう、毎週いっぱい。

黒野:そうなんですよ。

タカノ:どんなメルマガですか?

黒野:ブックストアから届くメルマガですね。

Celeina:やられてますね(笑)。

黒野:完全にやられてます(笑)。

Celeina:最近のオススメとかありますか?

黒野:はい。今日、持ってきたんですけど、Erik Ostensson(エリック オステンソン)の写真集です。

Celeina:表紙から、すごい目を引く写真ですね。

タカノ:どうなってるんだろう。人の背中の頚椎がTシャツから覗いてるような背中目線から撮ってる写真で、一見、何かの風景かなと思うんですけど、人間だ、みたいな。

Celeina:山にも見えますよね。山から見たベッドにも見えるし。

黒野:付箋も貼ってきたんですけど、グラスに張った水にカッターを刺して、それを、ちょっと下から取ることによって、水の表面が白く光ってて。水なんだけど、すごい硬さを感じるみたいな。僕、これを見た瞬間にやられました。

タカノ:カッターの刃が、水の表面を貫通して、尖ってる部分が出てるんですよね。実際は水だから、ポチャッって感じなんだろうけど、グサッて音が聞こえてきそうな。

黒野:やっぱり説明が上手ですね。

タカノ:すいません、だいぶ適当だったんですけど(笑)。

Celeina:さあ「FIST BUMP」、グータッチでつなぐ友達の輪ということで、お友達をご紹介してもらっているんですが、黒野さんがご紹介してくださるのは、どんな方でしょうか?

黒野:元々、音楽家の若狭真司くんっていう友達がいて、結構2人でプロジェクトをやったりしてるんですが、彼も最近ChatGPTと会話しているのをInstagramのストーリーに上げてたりしてて、それが結構、狂ってて面白いんです。その友達の山根晋(やまね しん)をご紹介します。彼も、若狭くんの友達なので、だいぶ狂ってる感じの映像作家さんです。

Celeina:黒野さんと山根さんは、お付き合いがある?

黒野:そうですね。僕も、紹介で2回ぐらい飲んだりとか、8月に一緒に展覧会をやろうっていう話もしてます。

Celeina:一言で表すなら?

黒野:「哲学的映像作家」ですかね。

タカノ:そこら辺のお話も、明日、聞ければと思います。明日は、映像・写真作家の山根晋さんにつなぎます。

Celeina:「FIST BUMP」今日は、プロダクトデザイナー/アートディレクターの黒野真吾さんでした。ありがとうございました。

黒野:ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann

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