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加藤千恵と語る、作家の交友と「花の都大東京」

2026.9.18

#BOOK

漫画家オカヤイヅミさんが、ゲストを自宅に招いて飲み語らう連載「うちで飲みませんか?」。第15回は歌人・小説家の加藤千恵さんにお越しいただきました。

実はこの連載の収録時に、毎回と言っていいほど話題に上がるのが、加藤さんの名前。幅広い交友関係を持ち、きめ細やかな連絡や気配りを欠かさず、人と遊ぶことにアクティブな「社交強者」として知られる加藤さんですが、最近はその様子に変化が……?

『ごはんの時間割(1・2)』(2014〜2015年、講談社)で共作もしている旧知のお二人による、サシ飲みの模様をお届けします。

当日振る舞われた「メカジキとコーンのココナッツカレー」のレシピもお見逃しなく!(レシピは記事の最後にあります)

社交上手な「幹事キャラ」加藤千恵に異変が?

加藤:こんばんは。さっき(村田)沙耶香ちゃんと(西)加奈子ちゃんと会ってて、オカヤさんによろしく言ってたよ。

加藤千恵(かとう・ちえ)
1983年、北海道旭川市生まれ。歌人・小説家。2001年に短歌集『ハッピーアイスクリーム』でデビュー。著書に『ハニー ビター ハニー』『この場所であなたの名前を呼んだ』『今日もスープを用意して』など。小説、詩、エッセイのほか、Podcastなどのメディアでも幅広く活動中。

加藤:こないだ歌人の上坂あゆ美さんと対談したときにも、「カトチエさんは友達力が高い」って言われたけど、どうなんだろうね。子どもを産む前の方がもっと元気だったと思う。いま、別に新しい知り合いが欲しいと思ってなくて。

オカヤ:前は欲しかったんだね。

加藤:欲しかった。いろんな人といろんな話がしたかったんだけど、最近は、知ってる人と知ってる話がしたい(笑)。昔は会いたい人がけっこういたんだけど、いまあんまりいないかな。好きな芸人さんや作家さんとかも、でも会っても話すことないな、と思ってしまう。

オカヤ:前は好きな芸人さんに会ってみたかったの? 「◯◯さんと知り合いだよ」と言われたら「(一緒に会う会を)セッティングしてくださいよ」と頼んだりしてた?

加藤:というか、どこかで知り合ったら、断られてもいいから誘ってみるようにしてたな。

オカヤ:ああ、カジュアルに誘う人だよね。私もカトチエのおかげでいろんな人と知り合った感はある。

加藤:友達が文学賞を取ったら、そのパーティーに行って、そこで知り合った人を誘ってみて……みたいなことはあったけど、いまもうそれも抜けてきてるというか。パーティーに行くような機会も減ったし。あと、幹事ができなくなった。昔は10人ぐらいの飲み会とかも平気でできたんだけど、連絡して、日程を合わせて、お店を決めて、というのが面倒になっちゃって……。

オカヤ:そういうのは勢いが必要そうだもんね。

加藤:うん。いまでも毎年、自宅でお花見をやってくれてる西加奈子ちゃんは、すごいなと思う。

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