漫画家オカヤイヅミさんが、ゲストを自宅に招いて飲み語らう連載「うちで飲みませんか」。第2回は『凪のお暇』の作者、漫画家のコナリミサトさんにお越しいただきました。
コナリさんの仕事場のクレイジーな内装が明かされたり、リフォーム会社の営業さんに隠されたドラマを妄想してみたり……。コナリさんの奇想天外な魅力が炸裂したサシ飲みの模様をお届けします。
当日振る舞われたオカヤさんお手製「蒸し餃子」のレシピもお見逃しなく!(レシピは記事の最後にあります)
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コナリさんと飲むときって、いっつもすごく長い時間飲んでるよね
コナリ:いろいろ持ってきました! これは長野のぶどうジュースのようなビールなんですけど、めっちゃおいしいんです。あと、オカヤさんにお土産があって、AKAISHIというメーカーが出しているツボをほぐすやつなんですけど、めっちゃいいんですよ! 握ってるだけでも気持ちいいし、頬骨の下にぐいっと入れると気絶しそうなくらい気持ちいいです。あと、このグラスは栄えそうだなと思って持ってきました。これでお酒を飲みたいなと思って。ふるさと納税の返礼品なんです。
オカヤ:えっ、これふるさと納税なの? 何県……?
コナリ:長野県ですね。かわいくないですか? 今日はよろしくお願いします! あとお水用のグラスももらっていいですか?
オカヤ:すごい、2Lのお水を持参!
コナリ:そうそう。水をはさむと、長く正気のままいられることが判明して、最近飲むときはこういうスタイルになりました!
オカヤ:コナリさんと飲むときって、いっつもすごく長い時間飲んでるよね。
コナリ:オカヤさんはすごい付き合ってくれるから。最初の出会いが、池袋の西武でしたよね?
オカヤ:西武の屋上で飲んだよね。コナリさんとはよく、外とか、パブリックな場所で飲んでる気がする。コナリさんの『ひとりで飲めるもん!』はファーストフード店とかで飲む漫画だけど、ご本人もそういうのが好きな人っていう印象があります。
コナリ:(天丼チェーンの)てんやでも、シェーキーズでも飲みましたよね。「エモ酒散歩」に付き合ってもらって、水筒に赤ワインを入れて歩いたこともありましたね。
オカヤ:あと「高円寺の駅前で飲んでみたい」って言われて。
コナリ:そうそう! 鳩とか眺めながら飲みたくて。どの思い出にもオカヤさんがいる気がする。実際はいなかったところにも。
オカヤ:飲み会に必ずいそうってよく言われるよ。「あれ、あのときいなかったっけ?」って。
コナリ:わかるわかる!