9月4日(金)より全国順次公開されるドキュメンタリー映画『戦場0地点』の本編映像第2弾が解禁された。
同作は、『マリウポリの20日間』を手がけたミスティスラフ・チェルノフ監督による最新作。2023年9月、ロシア軍に占領されたウクライナ東部のドネツク州アンドリーウカ村の奪還を目指す、ウクライナ軍第3強襲旅団の作戦が記録されている。
解禁された第2弾の本編映像には、アンドリーウカ村まで残り600メートルに迫った地点での様子が収められた。ロシア軍の陣地を目前に、兵士たちは銃撃戦へと突入する。兵士同士が至近距離で交戦する地上戦に加え、敵兵の位置を地上部隊へ伝えながら攻撃を支援する上空のドローン、さらに爆発物を搭載したドローンが敵陣へ迫り、攻撃を仕掛ける場面も切り取られている。
同作が撮影された2023年は、現在ほど無人機による戦闘が戦場を席巻していなかった。ドローンを活用した戦闘と、兵士が自ら塹壕へ入り、銃を手に前進する従来型の地上戦とが混在していた時期でもあるという。しかし、ロシアによるウクライナへの全面侵攻開始から4年以上が経った現在、戦場の姿は急速に変化を見せている。兵士同士が直接対峙する戦闘から、ドローンや無人地上車両などを駆使した戦闘の比重が大きく移りつつある。
インタビューにてチェルノフ監督は、アンドリーウカでの戦闘を生き延びた兵士たちについて「アンドリーウカの戦いを生き残った兵士たちからよく聞く言葉があります。『当時、ロボットがあれば、多くの仲間を失わずに済んだのに』」とコメント。同作はわずか数年前の記録でありながら、すでに失われつつある「兵士同士が対峙する戦争の姿」を捉えた貴重な記録にもなっている。
映画『戦場0地点』

9.4(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開
原題:2000 METERS TO ANDRIIVKA
監督・脚本・撮影:ミスティスラフ・チェルノフ
編集・製作:ミシェル・マイズナー
製作:ラニー・アロンソン=ラス
共同製作・追加撮影:アレックス・バベンコ
音楽:サム・スレーター
2025年|2000 METERS TO ANDRIIVKA|ウクライナ|108分|16:9|5.1ch G 日本語字幕:大熊春奈
配給:アンプラグド
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