演劇ユニット「ソックとバスキン」が、第1弾舞台『お気に召すまま笑わせて』を12月2日(水)から6日(日)まで、東京・新宿シアタートップスにて上演する。
「ソックとバスキン」は俳優業のみならず、多彩なクリエイターとのコラボレーションで企画プロデュースを手掛ける佐久間麻由と、どんな悲劇もハッピーエンドの喜劇にすることをテーマに作劇を行い、演劇界で注目を集めている劇団「東京にこにこちゃん」主宰の萩田頌豊与がタッグを組んだ演劇ユニット。
第1弾作品となる同作は、16世紀のイングランド国王ヘンリー8世の第二王妃であるアン・ブーリンと、まったく人を笑わせる才能のない道化師メルケルの物語。アンのもとに連れていかれたメルケルは評判通りの絶望的につまらない道化師であったが、アンだけがメルケルの芸に大笑いし、続いてアンの周りの者たちも笑い始める。メルケルにとってそれは夢のような時間であったが、やがてなぜアンは笑い続けたのか、その真相が明らかになる。ヘンリー8世の離婚騒動からイングランド国教会設立のきっかけを作り、のちの女王エリザベス1世の母となりながら、最後は反逆の罪を問われて処刑された悲劇の女性として知られるアン・ブーリンをモデルに、笑いの才能に見放された道化師が、それでも自分の人生を不幸に終わらせないために笑い続ける「ハッピーエンドの喜劇」が展開される。
主演のメルケル役は森永悠希、アン・ブーリン役は豊田エリーが演じ、共演には金子鈴幸、上原佑太、竹田百花、髙畑遊、東野良平、宍戸美和公が名を連ねている。上演決定に寄せて、森永、豊田、佐久間、萩田の4名よりコメントも到着した。
同作のチケットは、ローソンチケットにて先着のプレリクエスト先行販売を10月7日(水)18時から10日(土)まで受け付けている。詳細は「ソックとバスキン」のHPにて確認できる。
森永悠希 コメント
メルケル役を演じます。森永悠希です。お話をいただき、東京にこにこちゃんの舞台を拝見いたしまして、絶え間なく差し込まれる笑いに圧倒されました。が。僕が演じるのは笑いの才能がない道化師。僕が見てきたにこにこちゃんの舞台とは逆側の役柄ではないか・・・!と思いました。だからこそ、どんな台詞が飛び出すのか、稽古が楽しみですし、今回、観客の皆様も、作品を完成させる重要な要素になるのではないかと感じています。「人は絶望の中でも、ほんの一瞬笑うことで息ができる。」この言葉を胸に、「お気に召すまま笑わせて」の一員として懸命に演じたいと思います。よろしくお願いします!
豊田エリー コメント
『お気に召すまま笑わせて』アン・ブーリン役の豊田エリーです。佐久間麻由さんと萩田頌豊与さんのユニット、ソックとバスキンの第一弾公演に出演できることがとても嬉しいです!先日、ビジュアル撮影でキャストのみなさんとご一緒したのですが、終始笑いの飛び交う和やかな雰囲気で、お稽古と本番がますます楽しみになりました。私はコメディー作品には初挑戦なので、この笑いの猛者たちの胸を思いきり借りまくろうと目論んでおります。ああ、心強い。そして、“ヘンリー8世の2番目の妻”として知られているアン・ブーリンを、“笑うことを大切にしていたひとりの女性”として捉え直し、その悲しい歴史にあたたかい光をあてるような作品にできたらと思っています。劇場で心よりお待ちしております!
佐久間麻由 コメント
「ソックとバスキン」という演劇ユニットを、東京にこにこちゃん主宰・萩田頌豊与さんとはじめます!2025年に、私・佐久間が主宰する「爍綽と」という企画(演劇)ユニットに萩田さんをお呼びして一緒に演劇を作ったことがきっかけで、このようなことに相成りました。「ソックとバスキン」とは、〝喜劇と悲劇〟を意味し、大きく捉えて〝演劇〟という意味でもあります。大それた名前を掲げて、ちょっぴり背伸びして、素敵な皆さんと一緒に旗揚げますので、一度しかない〝はじまり〟をどうか目撃しに来てください!いっぱい笑ってもらえるよう頑張ります!おーい!あたらしい演劇企画がはーじまーるよー!
萩田頌豊与 コメント
こんにちは。全ての悲劇をハッピーエンドに、という勝手な公約を掲げてます。ソックとバスキンです。第1回目はアン・ブーリン。悲劇の女王の最後を描きます。ハッピーエンドにすると言っても、アンブーリンが急に大暴れして、ヘンリー8世を薙ぎ倒し、民衆の前で首を掲げたアンブーリンが咆哮する話とかにはならないし、死に抗うつもりもないので、もしかしたら、ちょっと悲しいかもしれませんが、まあ必ずなんとかします。団体は変わっても理念は一緒。見た目は大人頭脳は子供と同じリズムですね?今作もハッピーエンドにてお待ちしております。
ソックとバスキン ep.1『お気に召すまま笑わせて』

【作・演出】 萩田頌豊与(東京にこにこちゃん)
【キャスト】
メルケル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・森永悠希
アン・ブーリン・・・・・・・・・・・・・・・・豊田エリー
キーム(貴族)・・・・・・・・・・・・・・・・金子鈴幸(コンプソンズ)
ジョージ(アン・ブーリンの弟)・・・・上原佑太(ダウ90000)
チッチ(メルケルの友人)・・・・・・・竹田百花(もめんと)
アリス(アンの友人)・・・・・・・・・・・髙畑遊(ナカゴー)
ポロア(ロンドン塔の住人)・・・・・・東野良平(劇団「地蔵中毒」)
キュリア(アンの召使い)・・・・・・・・宍戸美和公
【スタッフ】
舞台監督:西山みのり
美術:伊従珠乃
音響:大嵜逸生(大人計画 別邸)
音響操作:カヤマフミ
照明:渡邉日和(eimatsumoto Co.Ltd.)
衣裳:臼井梨恵(モモンガ・コンプレックス)
衣裳協力:丘田ミイ子
アートディレクション:渋木耀太(DINARYworks)
宣伝写真:Yukinao Hirai
宣伝ヘアメイク:日髙栞奈、友森理恵
映像収録:松本佳樹(世田谷センスマンズ)
演出助手:香椎響子(東京にこにこちゃん)
票券:白川啓・岩村優花(ローソンチケット)
制作:宮野風紗音(かるがも団地)、河﨑正太郎(譜面絵画)
協力:ソニーミュージックアーティスツ、エフ・エム・ジー、オフィスカニバブル、マセキ芸能社、MASH、さておき、真人間、ダブルカルチャーパートナーズ、SDP、スリーピルバーグス、レプロエンタテインメント
稽古場協力:アプレ神楽坂スタジオ
キャスティング協力:大橋修一
企画協力:村上具子(ミックスゾーン)
企画プロデュース:佐久間麻由(爍綽と)
共催:ローソンチケット、インプレッション
主催:ソックとバスキン
【日程】
2026年12月2日(水)〜12月6日(日)
12月2日(水) 19:00
12月3日(木) 14:00 / 19:00
12月4日(金) 14:00 / 19:00
12月5日(土) 13:00 / 18:00
12月6日(日) 12:00 / 17:00
・全席指定/前売り券 一般:5,500円/前売り券 U25:3,500円/当日券:6,000円/応援チケット:8,000円(オリジナルステッカー付き)
【会場】
新宿シアタートップス
〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目20−8 WaMall TOPS HOUSE ビル4階
誰一人笑わせることのできない道化師メルケル。評判に負けず劣らず、彼の芸は絶望的につまらない。だが本人はまだ自分に笑いの才能がないと認めない。それでも、人は絶望の中で笑うことによって一瞬だけ救われると信じ、いつか自分も笑いによって誰かを救うことを夢見ている。そんな彼を見かねた友人は、どんな芸でも笑う女性がいると言い、ヘンリー八世の第二王妃アン・ブーリンの元に連れていく。誰も笑わないメルケルの芸を見て、なぜかアンだけが大笑いする。その笑いにつられるように、アンの弟や周りの人間たちも笑い始める。アンはメルケルを雇い、自分たちを笑わせてほしいと頼む。メルケルにとって、その部屋は何をしても笑いになる夢のような場所だった。だが夢から覚めるように、徐々に悲しい物語がメルケルの前に現れていく。
これは悲しみすらも笑いに変えた、いたかもしれないし、いなかったかもしれない、ある道化師の物語。