舞台『ナハトラント~ずっと夜の国~』が2027年3月9日(火)から22日(月・祝)まで、東京・初台の新国立劇場 小劇場で上演される。
舞台となるのは、現代のドイツ。亡き父の遺品から発見された、アドルフ・ヒトラーとおぼしき「A. Hitler」の署名がある水彩画を巡り、「高額で売れるのでは」と欲望が膨らむ姉弟に対して、ユダヤ系ドイツ人の弟の妻が猛反発し、泥沼の家族会議が巻き起こる様子を描く。
同作はドイツの劇作家であるマリウス・フォン・マイエンブルクによる戯曲で、2022年12月にドイツのベルリン・シャウビューネ劇場にて、マイエンブルク自身の演出で初演された。翻訳を担当するのは長田紫乃。演出は、柳沼昭徳が行う。
親を亡くしたばかりの姉弟の姉ニコラ役をまりゑ、弟フィリップ役を薬丸翔が演じる。またフィリップの妻で、ユダヤ系ドイツ人のユーディット役に豊田エリー、鑑定士エファマリア役に斉藤範子、二コラの夫・ファービアンと画商カールの2役に石橋徹郎がキャスティングされている。
『ナハトラント~ずっと夜の国~』

【公演日程】2027年3月9日(火)~22日(月・休)
【会場】新国立劇場 小劇場
【作】マリウス・フォン・マイエンブルク 【翻訳】長田紫乃 【演出】柳沼昭徳
【出演】まりゑ、薬丸翔、豊田エリー、斉藤範子、石橋徹郎
【芸術監督】上村聡史(2026年9月就任予定) 【主催】新国立劇場
【一般発売日】2027年1月23日(土)10:00~
【チケット料金(税込)】
A席 7,700円/B席 3,300円/Z席(当日)1,980円
【ものがたり】
闘病の末に父親が亡くなって2週間後、姉ニコラと弟フィリップは遺品整理のため実家へ集まる。特に価値のあるものは見つからない中、ニコラの夫・ファービアンが、屋根裏で小さな水彩画を見つけ、フィリップの妻・ユーディットが、その絵の署名が「A. Hitler」(アドルフ・ヒトラー)ではないかと言い出す。ニコラとフィリップは、それまで気にも留めていなかった絵に急に執着しだし、鑑定士・エファマリアを呼ぶ。ナチスとの関わりが証明できれば高額で売れるだろうと聞いた二人は必死に証拠を探しだすが、ユダヤ系のユーディットはそれに激しく反発、絵の真贋をめぐって関係はどんどん険悪になっていく。そんな中、購入を希望する画商・カールまで現れ……。