9月11日(金)より公開される実写映画『ルックバック』の追加キャスト、本予告映像、新ポスタービジュアルが公開された。
同作は、漫画に情熱を注いだ2人の少女、藤野と京本の成長と喪失を描く物語。出口夏希と蒔田彩珠がW主演を務め、藤本タツキによる同名の原作漫画を是枝裕和監督が実写映画化した。なお、すでに作品は完成しており、上映時間は99分となる。
今回発表された6名のキャストは、主人公2人の成長と葛藤に寄り添う登場人物たちを演じる。2人が完成した作品を持ち込む『週刊少年ジャンプ』の編集者・前田役に菅田将暉、学年新聞の4コマ漫画を通して藤野と京本が出会うきっかけを作る小学校の先生・玉井役に宮藤官九郎が決定。菅田と宮藤は是枝監督作品へ初参加となる。加えて、藤野の母親・朱里役に野呂佳代、父親・仁志役に池田良、姉・恵役に佐々木みゆ、中学校の先生・真鍋役に山田真歩がそれぞれ起用された。また、6名からのコメントも公開されている。

解禁された本予告映像では、藤野と京本が漫画制作に情熱を注ぐ日々が描き出されている。同時に公開された2種類のポスタービジュアルには「描いたから、出会えた。」というコピーとともに、雪原で肩を寄せて笑顔を見せる2人の姿が切り取られている。


あわせて、上映劇場一覧も発表。7月17日(金)からは、2人で漫画を描いているティザービジュアルを使用したムビチケ前売券の販売も開始される。
菅田将暉 コメント
初是枝組、ルックバック!自分の役のモチーフはあの方?ロケ場所はあの編集部!?、とワクワクしっぱなしの撮影でした。
そして、藤野と京本。朝早くの撮影の時にお二人が同時に目を擦った瞬間があり、なんだかほんとに原作の世界に入り込んだような、不思議な気持ちになったのを覚えています。公開が楽しみです。是非、映画館でご覧ください。
野呂佳代 コメント
ルックバックの撮影に参加出来たこと、是枝裕和監督とまたご一緒できたことがとても嬉しかったです。
秋田県にかほ市はとても素晴らしい所で、雪の降る冬と夏に撮影に参加しました。
藤野家での撮影の合間は、本当の家族のように楽しく、藤野役ふうりちゃんを中心に父親役の池田良さんに遊んでもらったり、私も一緒になって楽しんだりして撮影させていただきました。みんなで食べただまこ汁が忘れられません。
藤野家の前に広がる景色がとても素晴らしく、今でも是枝監督やスタッフの皆さん、家族のみんなとお話ししたり撮影していた時のことが忘れられない思い出です。
撮影が終わった後、監督の編集作業も見学させていただいたり、本当に充実した日々でした。
宮藤官九郎 コメント
憧れの是枝組、しかもルックバック!
早く言いたかったのですが、ロケ地である秋田県にかほ市の皆さんがとても口が堅く、映画のタイトルすら口にしない徹底ぶり。サインを頼まれてスナックの壁に『ルックバック』と書いたら「ダメです!」「ネタバレ!」「意識が低い!」と叱られました。情報解禁でいちばんホッとしているのは僕かも知れません。
撮影はとにかく子供達が元気で可愛らしく、にかほ市の皆さんの協力もあって終始なごやかな雰囲気で、僕もなんか、自然体で演じられた気がします。完成おめでとうございます。
山田真歩 コメント
是枝監督にお会いした際、「子どもたちの成長を見守る大人の存在が欲しいんです」とおっしゃっていました。
わずかでも、作品づくりのお役に立てていたのであれば、とても嬉しく思います。
池田良 コメント
今作のお話を頂いた時、是枝監督の作品に参加させて頂くことに、そして作品があの『ルックバック』であることに、心が震えました。しかしさらに震えたのは、脚本の最後の一文でした。「おわり」の前の最後の一行。その短い言葉に、物語のすべてが集約され、それ以上の何かに、脚本を読み終えた僕は圧倒されました。
完成した映画を観るのが待ち遠しいです。
佐々木みゆ コメント
主人公・藤野の姉、藤野恵役を演じさせていただきました、佐々木みゆです。久しぶりの是枝組、そして漫画もアニメもめちゃくちゃ感動した『ルックバック』の撮影ということで、ワクワクしながら参加させていただきました!
藤野役のむっち(ふうりちゃん)とは、現場でも役の中でも本当の姉妹のように仲良くなれて、家族のようなとても楽しい時間を過ごさせてもらいました。
恵は、お母さんに似てしっかり者で、少し厳しい場面もあるけれど、すごく妹思いなお姉ちゃんです。
空手熱心な一面があるのですが、私も実際に空手を習っているので、この作品で生かすことができて良かったです!ロケ地の秋田はたくさん雪が降っていて、かりんとうやきりたんぽがとってもおいしい素敵なところでした!
是非観てください!
実写映画『ルックバック』
2026 年 9 月 11 日(金)公開
出口夏希 蒔田彩珠
七瀬ふうり 岡田六花
野呂佳代 池田良 佐々木みゆ 山田真歩
宮藤官九郎/菅田将暉
原作:藤本タツキ「ルックバック」(集英社ジャンプコミックス刊)
監督・脚本・編集:是枝裕和
音楽:坂東祐大
撮影:上野千蔵 照明:西田まさちお 録音:冨田和彦 美術:小島伸介 衣装:伊藤佐智子 ヘアメイク監修:勇見勝彦
助監督:中山権正 スクリプター:田口良子 キャスティング:田端利江 山下葉子
VFX スーパーバイザー:上田倫人 ラインプロデューサー:村岡伸一郎
後援:秋田県にかほ市
企画・プロデューサー:小出大樹
配給: K2 Pictures
※撮影期間:2025年2月~4月、5月(冬・春編)、7月(夏編)、11月(秋編)
※上映劇場一覧は公式サイトにて要確認。
<STORY>
自信家な小学4年生の藤野は、学年新聞に4コマ漫画を連載し、クラスメートたちから絶賛されていた。
しかしある日、学年新聞に掲載された不登校の同級生・京本の漫画を目にし、その圧倒的な画力に打ちのめされる。それ以来、藤野は絵が上手くなりたい一心で漫画を描き続けるが、その差は埋まらず、一度は漫画を諦めてしまう。ところが卒業式の日、京本の家へ卒業証書を届けに行った藤野は、京本が自分の漫画のファンだったことを知る。漫画へのひたむきな思いで結ばれたふたりは、一緒に漫画を描き始める。かけがえのない時間を積み重ねていく藤野と京本。しかし、そんなふたりの日々を大きく揺るがす出来事が訪れる――。
(C)藤本タツキ/集英社 (C)2026 K2 Pictures・集英社