『なら国際映画祭2026』が、9月19日(土)~23日(水・祝)に奈良県奈良市の各所にて開催される。
奈良の平城遷都1300年にあたる2010年にスタートした同映画祭は、映画作家の河瀨直美をエグゼクティブディレクターに迎え、2年に1回開催されている。9回目を迎える今回のテーマは「CROSS」。『EXPO2025 大阪・関西万博』が示した多様な文化の共生や「いのちの輝き」というメッセージを受け継ぎ、次世代へつなぐ文化の祭典として展開される。
開催発表とあわせて公開されたメインビジュアルは、2024年開催の第8回に引き続き、デザインコレクティブ・Flowplateauxを主宰するアートディレクターの木村浩康が担当したもの。前回の相反する要素が重なり合ったデザインを発展させ、さらに「CROSS」を文字情報ではなく円形のビジュアルと呼応するアートワークとして取り入れた。

初日の9月19日(土)には、6年ぶりに世界遺産である東大寺の大仏殿前でオープニングセレモニー『祈りのレッドカーペット』を開催。当日は『EXPO2025 大阪・関西万博』の公式キャラクター・ミャクミャクと、奈良県のマスコットキャラクター・せんとくんが登場する。レッドカーペットは一般参加も可能となっており、現在Peatixの特設ページにて申し込みを受付中。
また、木村と河瀨からのコメントも公開されている。
木村浩康(アートディレクター) コメント
2024年のテーマ Dialogue with では、対話の重要性をグラフィックの基点とし、2つのObjectが重なることで新たな模様が生まれるデザインシステムを構築しました。
2026年のテーマ CROSS では、その対話を一過性のものとして終わらせるのではなく、世代と世代、日本と世界、文化と異文化など、より多層的な関係性へと拡張しています。
今年のグラフィックでは、2024年に設計した対話をベースにした構造を引き継ぎながら、より多くのObjectが交差し、重なり合うことで、多様なパターンが生まれていくシステムへと発展させました。
それは、奈良という土地から世界へ文化を発信し、映画を通じて人や地域、時代をつないできた「なら国際映画祭」の姿勢とも重なります。異なる背景や価値観が出会い、交差し、その先に新しい表現や関係性が立ち上がっていく。今年のグラフィックでは、そうしたCROSSのあり方を、ひとつの固定されたシンボルではなく、重なりによって変化し続ける視覚システムとして表現しています。
今年もまた、この映画祭から生まれる数多くの交差と出会いを楽しみにしています。
河瀨直美(なら国際映画祭エグゼクティブディレクター) コメント
2025年大阪・関西万博は、国内外から2,900万人が集う「いのち」をテーマとした祭典として、大きな成功を収めました。その想いは未来へと受け継がれ、各地で新たな芽を育んでいます。今年9回目を迎える「なら国際映画祭」は、世界遺産・東大寺大仏殿前に「祈りのレッドカーペット」を敷き、皆様とともに世界の平和を祈ります。ミャクミャクとせんとくんが手をつなぐ道ゆきの先に、世界の映画と祈りが交わり、響き合う時間があります。5連休は、千三百年の古都・奈良で、心を鎮めるひとときをお過ごしください。
©LESLIE KEE
『なら国際映画祭2026』
開 催 日:9月19日(土)~23日(水・祝)
開催場所:
奈良市 奈良市ならまちセンター市民ホール/奈良公園バスターミナルレクチャーホール
東大寺総合文化センター金鐘ホール/春日大社 感謝・共生の館 等
実施内容:インターナショナルコンペティション/NARA-wave学生映画コンペティション
カンヌ国際映画祭招待作品上映/ベルリン映画祭スポットライトジェネレーション部門優秀作品上映
ショートショート フィルムフェスティバル & アジア優秀作品上映/
NARAtive/NARAtiveJr作品上映/ユースシネマプロジェクト 等
『なら国際映画祭2026』オープニングセレモニー『祈りのレッドカーペット』
開 催 日:9月19日(土)
開催時間:受付開始 18:30
<レッドカーペット>19:00 – 20:00
<オープニングセレモニー>20:00 – 21:00
開催場所:
<レッドカーペット>東大寺大仏殿前 (〒630-8587奈良市雑司町406-1)
<オープニングセレモニー>奈良春日野国際フォーラム甍~I・RA・KA (〒630-8212奈良市春日野町101)
集合場所:東大寺大仏殿入堂口付近(詳細はご参加いただく皆様に後日メールでご連絡いたします)
参加費用:お一人50,000円(税込)
参加人数:先着150名

