8月28日(金)に公開される『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』の本予告映像と主題歌の情報が公開された。
同作は、魔法少女たちの過酷な運命が描かれた『魔法少女まどか☆マギカ』の最新作。主題歌は、同作の音楽を手掛ける梶浦由記のソロプロジェクト・FictionJunctionによる“彼方”に決定した。
公開された本予告映像には、まどかを失わないために悪魔となり自ら世界を作り変えた暁美ほむらのその後を収録。まどかの住む地方都市・見滝原市では、願いを叶えてくれると囁かれる「トカゲさん電話」の噂や、ソウルジェムを持たない少女による魔獣狩りといった異常事態が連続していた。
そんな世界ですべてを欲しいままにしていたほむらの前に、その歪んだ日常を終わらせる存在が突如として現れる。かつて彼女を苦しめた複数の魔女の集合体「ワルプルギスの夜」や、「暁美ほむらを許さない」と言い放つ新たな魔法少女たちの登場など、「円環の理」を失った世界で再び激しく廻り始める運命とストーリーの核心に迫る映像となっている。
本予告映像では主題歌の一部音源が使用されており、作品の世界観をより深めている。さらに、梶浦からのコメントも公開された。
梶浦由記 コメント
ずっと心待ちにしておりました「ワルプルギスの廻天」。ついに音楽を作らせていただける時が来たと喜び勇んでおりました中でいただいた主題歌のお話。この美しく、懐かしく、切なく魅惑的な映画の音楽を全て紡がせていただけるなんて、そんなに光栄なことはありません。脚本と絵コンテと、そして動き始めた凄まじい映像と、ドキドキワクワクしながら取っ組み合うように紡がせていただいたBGM、そして「彼方」という曲。答え合わせになるような曲にはしたくなく、ただ長く付き合わせていただいた作品の大ファンの一人として、彼女たちのこれからを華やかに、見送りたいと一音一音大切に紡ぎました。「ワルプルギスの廻天」に皆様が浸り惑う、彩りとなることができれば幸いです。
梶浦由記
『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』

公開時期
2026 年 8 月 28 日
スタッフ
原作 :Magica Quartet
総監督 :新房昭之
脚本 :虚淵玄(ニトロプラス)
キャラクター原案 :蒼樹うめ
監督 :宮本幸裕
キャラクターデザイン/総作画監督 :谷口淳一郎
総作画監督 :山村洋貴
異空間設計 :劇団イヌカレー(泥犬)
絵コンテ/ビジュアル・コンセプトデザイン:古川知宏
ビジュアル・コンセプトデザイン:川田和樹
色彩設計 :日比野仁
美術 :内藤 健/草森秀一
美術設定 :大原盛仁
撮影監督 :会津孝幸
編集 :松原理恵
音楽 :梶浦由記
音響監督 :鶴岡陽太
アニメーション制作 :シャフト
配給 :ANIMEC
主題歌
「彼方」FictionJunction
キャスト
鹿目まどか :悠木 碧
暁美ほむら :斎藤千和
美樹さやか :喜多村英梨
佐倉杏子 :野中 藍
巴マミ :水橋かおり
百江なぎさ :阿澄佳奈
紫丁香 :若山詩音
セルマ・テレーゼ :黒沢ともよ
キュゥべえ :加藤英美里
©Magica Quartet/Aniplex,Madoka Project
<あらすじ>
とある地方都市・見滝原市に住む鹿目まどかは、少し引っ込み思案な、どこにでもいる女子中学生。だが”魔法少女”となって魔女と戦う少女たちの存在を知り、その戦いに巻き込まれていく。魔法少女たちが傷つき倒れていく姿を悲観した彼女は、キュゥべえに「すべての魔女を生まれる前に消し去りたい」と願う。かくして、まどかは「円環の理」と呼ばれる超常的概念と化し、その力によって、世界は魔女が存在しないものとして作り変えられた。暁美ほむらは、まどかの最後の意志を胸に抱き、魔女の代わりにはびこるようになった「魔獣」たちと戦い続けることを誓う。
円環の理に導かれる日を夢見て、戦い続ける――。ほむらは魔法少女としての日常をすごしていた。ナイトメアとの戦いの日々だが、仲間たちとの楽しい毎日。しかし、日常の綻びに違和感を覚え始め、ついには決定的な事実に思い至る。それは、この世界にはいないはずの“鹿目まどか”が存在すること。ここは魔女と化しつつある自分が、まどかとの日常をもう一度取り戻すために捏造した世界、偽りの空間だったのだ。魔法少女たちは、その秘密を知りつつ利用しようとしていたキュゥべえの企みを打ち砕くべく共闘する。だがそれは、ほむらが魔女と化し、まどかは円環の理として世界から遊離した存在であることを、認めるのに他ならなかった。それゆえに最後の瞬間、ほむらはまどかを失わないために、神にも等しいまどかを貶める「悪魔」となり、自ら世界を作り変える。
見滝原の女の子たちのあいだで、最近、とあるうわさ話が囁かれていた。
“トカゲさん電話”が、願いを叶えてくれる――この世の呪いと戦うことを引き換えに。
その頃、“ソウルジェムを持たない少女”が魔獣狩りを行うという、異常事態が連続して起きていた。ほむらは、そんな風景を悠然と眺め、この世界に君臨する悪魔として、すべてをほしいままにしていた。――はずだった。
そんな歪んだ日常を終わらせる存在が、突如として現れる。すべての魔女の始まりの場所――名塚底根(なづかそこつね)、かつてほむらを苦しめた複数の魔女の集合体――ワルプルギスの夜、そして、円環の理を求める魔法少女がふたり。
少女たちは言う。「暁美ほむらを許さない」と。
円環の理を失った世界で、魔法少女たちの運命が、再び廻り始める