映画『Backrooms』(原題)が2026年に日本で公開される。
同作は、現在20歳のケイン・パーソンズ監督による長編デビュー作。原点は、パーソンズ監督自身が16歳のときにYouTubeで発表した短編動画『The Backrooms(FOUND FOOTAGE)』だ。「ネット上で最も怖い映像」として世界的バイラルを巻き起こし、同短編シリーズは累計2億回以上の再生数を記録。同シリーズを題材としたゲームが作られているほか、日本のゲーム / 映画『8番出口』の着想源の1つとしても知られている。
物語の舞台は、都市伝説とされていた空間「Backrooms」。そこにあるのは、どこまでも続く黄色い壁紙の部屋、終わりのない廊下、不自然な間取りと、意味を失い床に埋まった設置物。わずかに現実からズレた出口のない「リミナルスペース」で、観客は不安と恐怖を体験することとなる。


パーソンズ監督は、17歳で同作の映画化企画を始動し、19歳で撮影を開始。A24とタッグを組んで長編デビューを果たした。5月29日より全米公開され、初週末興行収入8100万ドル(約129億円)を突破。世界興収ランキングでも初週末1億1800万ドル(約188億円)を記録し、全米 / 世界の双方で1位を獲得した。同作によりパーソンズ監督は、全米 / 世界の興収ランキングで1位を生み出した史上最年少監督となった。さらに、長編デビュー作として、またオリジナルホラー作品として、北米初週末3日間の興収で映画史上1位を記録した。
主演は『それでも夜は明ける』『サンキュー、チャック』のキウェテル・イジョフォー。共演に、『わたしは最悪。』『センチメンタル・バリュー』、カンヌ国際映画祭でパルムドールを獲得した『Fjord(フィヨルド)』(原題)のレナーテ・レインスヴェ、マーク・デュプラス、フィン・ベネットらが名を連ねる。

アメリカでは公開前後から「バックルームズ現象」が広がっている。マクドナルドは作品空間に店舗が出現する映像を公開し、バーガーキングやマウンテンデュー、IKEAカナダも自社商品をBackrooms空間へ紛れ込ませた投稿を行った。アカデミー賞公式も同作を筆頭に「リミナルスペース」をテーマにした特別映像を発信。ネット掲示板から生まれた都市伝説が、映画の枠を超えた社会現象へと拡大している。
chat did i just noclip pic.twitter.com/de1qqOJdQM
— McDonald's (@McDonalds) May 29, 2026
welcome to the backrooms of cinema: places that feel familiar, empty, and just slightly wrong. pic.twitter.com/sAsyVCoLy1
— The Academy (@TheAcademy) May 29, 2026
映画『Backrooms』(原題)
2026年日本公開
監督:ケイン・パーソンズ 出演:キウェテル・イジョフォー、レナーテ・レインスヴェ、マーク・デュプラス、フィン・ベネット他
2026|アメリカ|110分|英語|5.1ch|原題:Backrooms|字幕翻訳:佐藤恵子 |
配給:ハピネットファントム・スタジオ
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