『ミロ展』が、3月1日(土)から7月6日(日)まで東京・上野の東京都美術館で開催される。
没後40年を迎えるスペイン生まれの画家であるジュアン・ミロ。『星座』シリーズなどにみられる星や月、太陽など自然の中にある形を象徴的な記号に変えて描いた独特な画風は、日本でも高い人気を誇る。同展は、20世紀を代表する巨匠のひとりとして数えられたミロの芸術の真髄を体感できる大回顧展として開催。ロンドン、パリ、ニューヨークなど各地で回顧展が行われ、世界的に再評価されているミロの生涯を振り返る内容となる。
同展では、世界各地に散らばっている『星座』シリーズのうち3点がまとめて鑑賞可能となるほか、1918年の『ヤシの木のある家』、1928年の『オランダの室内I』、晩年の作品で、描いたカンヴァスにガソリンを染みこませて火を放った『焼かれたカンヴァス2』など、各時代を代表する作品を数多く展示。
世界屈指のサッカークラブとして知られるFCバルセロナが、1974年にミロに制作を依頼した創立75周年ポスターの出品も決定しており、90歳まで新しい表現に挑戦し続けたミロの芸術が包括的に紹介される予定となっている。
『ミロ展』
会期
2025年3月1日(土)〜7月6日(日)
会場
東京都美術館 企画展示室
開室時間
9:30~17:30、金曜日は20:00まで(入室は閉室の30分前まで)
休室日
月曜日、5月7日(水)※ただし、4月28日(月)、5月5日(月・祝)は開室
主催
公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館、ジュアン・ミロ財団、朝日新聞社、テレビ朝日
協賛
DNP大日本印刷、竹中工務店、関電工
協力
スペイン大使館観光部、カタルーニャ州政府観光局
特別協力
FCバルセロナ
後援
スペイン大使館
インスティトゥト・セルバンテス東京、J-WAVE
問い合わせ
050-5541-8600(ハローダイヤル)
※本展の他会場への巡回はありません。