9月6日(金)に全国公開される映画『憑依』(英題:Dr. Cheon and Lost Talisman)の本編映像が解禁された。
同作は韓国の人気ウェブトゥーン『천박사 퇴마 연구소: 설경의 비밀(チョン博士退魔研究所:ソルギョンの秘密)』が原作で、2023年に韓国で公開されると公開初日から6日間連続で観客動員数第1位を記録。人間を器に次々と憑依して襲い来る悪鬼に、霊が視えず存在も信じないインチキ祈祷師が呪具を操り対峙する、予測不能なホラーエンターテイメントとなっている。
主演の祈祷師・チョン博士を『ベイビー・ブローカー』『新感染半島 ファイナル・ステージ』などのカン・ドンウォン、霊感が強い依頼主の女性をNetflixオリジナル映画『キル・ボクスン』のイ・ソムが演じるほか、『モガディシュ 脱出までの14日間』のホ・ジュノ、Disney+オリジナルドラマ『カジノ』のイ・ドンフィらが出演し、さらにBLACKPINKのジスが特別出演した。監督は、『別れる決心』『パラサイト 半地下の家族』などで助監督を務めたキム・ソンシク。
今回解禁された本編映像では、『パラサイト 半地下の家族』で地下室の夫婦を演じたパク・ミョンフンとイ・ジョンウンが再共演。「娘が突然豹変した」という悩みを持ち、チョン博士に除霊を依頼する裕福な夫婦を演じた。
「(『パラサイト 半地下の家族』の)ポン・ジュノ監督が試写会で私の後ろに座っていて、そのシーンですごく笑っていた」と語ったキム・ソンシク監督。同シーンに関しては「地下室夫婦には個人的な思いを持っていたので、彼らがもしも生まれ変わったら幸せであってほしいという願いを反映させた。劇中に登場する家も『パラサイト 半地下の家族』に出てくる豪邸に似ているようにした」と裏話を明かしている。
本編映像の解禁に合わせ、メイキングカットも公開された。笑顔で撮影に挑む幸せそうな一家の姿が映し出されている。
映画『憑依』
監督:キム・ソンシク 『パラサイト 半地下の家族』(19)、『別れる決心』(22)助監督
出演:カン・ドンウォン『ベイビー・ブローカー』、ホ・ジュノ『モガディシュ 脱出までの14日間』、イ・ソム『キル・ボクスン』、イ・ドンフィ「カジノ」、キム・ジョンス『キングメーカー 大統領を作った男』 、パク・ソイ『ただ悪より救いたまえ』他
2023年/韓国/98分/5.1ch/シネスコ
原題:천박사 퇴마 연구소: 설경의 비밀
字幕翻訳:福留友子
提供:ツイン、hulu
配給:ツイン
公式サイト:https://hyoui.jp/
コピーライト:© 2023 CJ ENM Co., Ltd., FILMMAKERS R&K ALL RIGHTS RESERVED
2024年9月6日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー
【STORY】
霊が全く視えないインチキ祈祷師のチョン博士(カン・ドンウォン)は助手のインベ(イ・ドンフィ)と共に言葉巧みに依頼人を騙し、除霊と称した儀式でお金を儲けていた。ある日、ユギョン(イ・ソム)という若い女性から悪霊に取り憑いた妹(パク・ソイ)を助けて欲しいという依頼を受ける。いつものように偽の除霊を行おうとすると、妹の人間離れした動きと気配からチョン博士の持っていた鈴と七星剣が反応する。実はチョンは伝統ある祈祷師の末裔で、過去に起きた忌まわしい出来事により素性を隠して生きていた。チョンとユギョンはさらわれた妹を取り返す為に悪霊と対峙するが、霊の正体は古くからいる悪鬼で人間を器(うつわ)に次々と憑依して襲い来る。いつどこで誰に憑依するか分からない恐怖のなか、やがてチョン自身にまつわる重大な秘密も明らかとなり…