たすいちの舞台『言わない言葉の踊りかた』が8月14日(水)から18日(日)まで、東京・下北沢⼩劇場 B1で上演される。
2007年に、早稲⽥⼤学演劇倶楽部に所属していた⽬崎剛のプロデュースユニットとして旗揚げされた、たすいち。「ありえない」ことを「ありえる」ように⾒せる作⾵を得意としており、⽂学でも映像でもなく、演劇でしかできないことを追求し、笑って泣けて考えられるエンターテイメントを目指している。
40回目の本公演となる同公演は、「言えなかった言葉」と「盆踊り」をテーマにした、⼈々と先祖の霊たちが登場するエンターテイメント作品。過疎化が進んだ町で⾏われる盆踊りを舞台に、⾔いたいけれど飲み込んでしまった⾔葉や、⼝をつぐんで苦しくなってしまった⾔葉がどこに辿り着くのかを描くという。
作・演出を務めるのは⽬崎剛。出演者は2チームに分かれており、両方に出演するのは⼤森さつき、中⽥暁良、永渕沙弥、中村桃⼦、星澤美緒(以上、たすいち)、秋⼭拓海、⽯井舞、⽩井⾁丸、⿃川仁菜。さらに⻤灯チームとして名を連ねているのが、河⻄凜、川勾みち(ガソリーナ / みちとさせ)、窪寺奈々瀬(AURYN)、須崎真緒、村松ママンスキー(劇団鋼鉄村松)。桔梗チームとしては、アンディ本⼭、今井未定、加納遥陽、鈴⽊⼤⼆郎、德重舞が出演する。
【⽬崎剛のコメント】
継続は⼒になると信じ、第40回公演まで歩みを進めてきました。様々な困難や苦痛を伴いながらも、それでも、創作する喜びや楽しみが上回り、気付くと公演を⽴ち上げていました。⼩劇場の演劇公演はよく、⽂化祭に喩えられたりします。あの、何かが始まりそうな予感と⾮⽇常の空気感。それが演劇にはあります。今作は「盆踊り」が⼀つのテーマになっています。お客様にもその⾼揚を届けられればと思います。