伝記映画『Michael』(原題)が、2025年に日本公開されることが決定した。
1982年のアルバム『Thriller』が全世界で累計セールス1億枚を超え、ギネスブックでは「史上最も売れたアルバム」に認定されるなど、「キング・オブ・ポップ」としていまなお後年のアーティストやクリエイターたちに計り知れない影響を与え続けるマイケル・ジャクソン(Michael Jackson)。2009年の急逝後に公開された映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』は、ライブドキュメンタリーとして世界で歴代最高の興行収入を記録し、日本でも興行収入50億円を超える大ヒットとなった。
すでにクランクアップを迎え、現在編集作業が行われている『Michael』は、聡明でありながら複雑なマイケルの栄光と悲劇を、人間的な側面から公私にわたる葛藤、非難、そしてアーティストとして頂点にいた時でさえも24時間365日メディアに監視され続けたその生き様にいたるまでを映し出す内容となっている。監督は『トレーニング デイ』『イコライザー』シリーズのアントワーン・フークア、製作は2018年の『ボヘミアン・ラプソディ』を手掛けたグレアム・キング / GKフィルムズ、脚本は『アカデミー賞』に3度ノミネートされているジョン・ローガンが務める。制作陣はマイケルのクリエイティブな才能をとらえ、記憶に残る象徴的なパフォーマンスの再現に挑んでいる。
また、主演のマイケル役は、マイケルの実の甥であるジャファー・ジャクソンが担う。そのほか、『第96回アカデミー賞』主演男優賞にノミネートされたコールマン・ドミンゴがマイケルの父・ジョセフ、ニア・ロングがマイケルの母・キャサリン、マイルズ・テラーがマネージャーのジョン・ブランカ、ローラ・ハリアーが実業家のスザンヌ・ド・パッシー、9歳のジュリアーノ・クルー・ヴァルディが幼いマイケルとして出演する。
日本公開決定に際し、アントワーン・フークア、グレアム・キング、日本国内配給を担当するキノフィルムズ代表取締役社長・木下直哉からのコメントが到着している。
『Michael』(原題) 監督・プロデューサー・配給 コメント
●アントワーン・フークア(監督)
この映画を日本の皆さんにご覧いただける日が待ちきれません。マイケルの音楽とメッセージに対する日本の皆さんの愛は、大きく広がっていくでしょう。●グレアム・キング(プロデューサー)
日本におけるマイケルのファンの熱意は常に圧倒的で、今でも私の好きなライブのひとつは、横浜で行われたBad World Tourです。マイケルの衝撃的なパフォーマンスと観客のエネルギーは、この映画において再現したい事のインスピレーションとなりました。キノフィルムズという素晴らしいパートナーを得て感激しています。●木下直哉(国内配給キノフィルムズ、木下グループ代表取締役社長兼グループCEO)
映画『Michael』(原題)の配給に携わる事が出来、大変名誉に思います。先日、フッテージ映像を拝見し、興奮が収まりませんでした。マイケルの人気は衰えることなく、彼の人生を描いたこの作品は、日本の観客に受け入れられると確信しております。
『Michael』(原題)
監督:アントワーン・フークア(『イコライザー』シリーズ、『トレーニング デイ』)
脚本:ジョン・ローガン(『アビエイター』『グラディエーター』)
製作:グレアム・キング(『ボヘミアン・ラプソディ』)、ジョン・ブランカ、ジョン・マクレイン(マイケル・ジャクソン財団)
出演:ジャファー・ジャクソン、コールマン・ドミンゴ、ニア・ロング、マイルズ・テラー、ローラ・ハリアー他
配給:キノフィルムズ 提供:木下グループ