映画『はたらく細胞』の公開日が12月13日(金)に決定。阿部サダヲと芦田愛菜が出演することも明らかになった。
清水茜の同名漫画と原田重光・初嘉屋一生・清水が手掛けたスピンオフ作品『はたらく細胞BLACK』の2作品を原作とし、シリーズ史上初となる「人間の世界」を実写映像で描く同作。体の作りが異なる高校生・漆崎日胡(うるしざきにこ)と父親・茂の体内世界でそれぞれはたらく細胞たちと、親子を取り巻く人間ドラマを描いている。監督は『テルマエ・ロマエ』シリーズや『翔んで埼玉』シリーズを手がけた武内英樹。第1弾キャストとして、赤血球役を永野芽郁、白血球役を佐藤健が務めることが発表されていた。
第2弾キャストとして、まじめな性格で健康的な生活習慣の高校生・日胡を芦田、不規則不摂生に日々を過ごす父親・茂を阿部が演じることが発表。なお、芦田と阿部は『マルモのおきて』シリーズ以来、約10年ぶりに父と娘役として共演する。情報解禁に際し、芦田と阿部、武内からのコメントも公開された。
追加キャスト、監督 コメント全文
■阿部サダヲ(役名:漆崎(うるしざき)茂(しげる))コメント
体の中の細胞たちの働きが分かりやすく描かれるので、出演して非常に勉強になりました。
原作漫画は大人だけでなくお子さんにも人気があると聞いていますし、映画もご家族で楽しく観ていただける作品になると思います。
娘役の芦田愛菜さんとは久しぶりの共演で、以前は「愛菜ちゃん」って呼んでいたのですが、いまや「芦田さん」ですね(笑)以前とは全然違っていて、とても大人になった感じがしました。
昔から演技もお喋りもお上手でしたが、今回共演して、改めて感心しました。
どんどんスキルが上がっている俳優なんだなと、実感しました。
実は、細胞役を演じられた俳優の皆さんとは撮影でお会いすることができなかったので、どういう世界観になっているのか、完成した作品を観るのがとても楽しみです。■芦田愛菜(役名:漆崎(うるしざき)日(に)胡(こ))コメント
原作は、高校で免疫の勉強をしていた時に先生から勧められて読んだことがあり、以前から知っていました。
面白くてタメになるし、すごく好きな作品だったので、参加させていただけると聞いてとても嬉しかったです。
細胞たちの特徴や擬人化のされ方などが知れば知るほど、あっ!そうだよな、なるほどな、と思うところがすごく多かったです。
阿部さんと久しぶりに共演することができて、とても嬉しかったです。
掛け合いのシーンでは、本当の親子のような安心感での中でお芝居をさせていただけて、すごく楽しかったです。■武内英樹監督 コメント
原作では体内のお話だけですが、映画では体の持ち主である、漆崎親子のドラマも描くことになり、不健康な父親をコミカルに演じていただける方、ということですぐに思い浮かんだのが阿部さんでした。
不健康な父を気遣うしっかり者の高校生の娘役は、かねてからこんな娘がいたらいいなと思っていた芦田さんにオファーしました。
また、13年ぶりに芦田さんと阿部さんが共演して、成熟した親子像を見られたら夢のようだ、とお二人とご一緒するのを楽しみにしていました。
お二人のお芝居を演出していると、昔の関係性と今の関係性がオーバーラップして、本当の親子みたいで胸が熱くなりました。
芦田さんは、等身大の女子高生らしさも、父親思いのしっかり者の日胡もリアリティをもって演じてくださり、阿部さんは、そんな娘の笑顔のために全力を尽す茂を、チャーミングに演じてくださいました。
細胞たちの活躍だけでなく、漆崎親子のドラマにもご期待ください。
また、特報映像も同時に解禁。朝の食卓で茂の健康を気遣う日胡の場面からはじまり、日胡の体内ではたらく赤血球や白血球を追う内容となっている。
■タイトル:『はたらく細胞』
■公開日:12月13日(金)
■出演者:永野芽郁 佐藤健
芦田愛菜 / 阿部サダヲ
■原作:清水茜「はたらく細胞」(講談社「月刊少年シリウス」所載)
原田重光・初嘉屋一生・清水茜『はたらく細胞BLACK』(講談社「モーニング」所載)
■監督:武内英樹
■脚本:徳永友一
■音楽:Face 2 fAKE
■製作:映画「はたらく細胞」製作委員会
■制作プロダクション:ツインズジャパン
■クレジット:©清水茜/講談社 ©原田重光・初嘉屋一生・清水茜/講談社 ©2024映画「はたらく細胞」製作委員会
■配給:ワーナー・ブラザース映画
■公式サイト: saibou-movie.com ■公式X: @saibou_movie #映画はたらく細胞