平泳ぎ本店の舞台『若き日の詩人たちの肖像』が5月17日(金)から19日(日)まで、東京・早稲田の戸山公園(箱根山地区)陸軍戸山学校軍楽隊 野外演奏場跡で上演される。
2015年に主宰の松本一歩を中心に設立された、平泳ぎ本店。「『技術の泳法』と呼ばれる平泳ぎのように演劇における技術にこだわり、世界で戦い、かつ長く演劇界を泳ぎ続ける」をモットーに、演劇表現の可能性を集団での創作を通じて問い直し続けることを目的とした、俳優主体のカンパニーとなっている。
『戸山公園野外演劇祭』の参加作品である同公演は、堀田善衛による同名の著作からシーンを抜き出し、再構成して野外劇として上演される。構成・演出を務めるのは松本一歩。出演者には松本のほか、小川哲也、河野竜平、鈴木大倫、松永健資、熊野晋也が名を連ねている。
チケットは現在発売中。また5月25日(土)と26日(日)には、長野・上田の犀の角でも上演される。
【主宰・松本一歩のコメント】
新たに走り出したばかりの戸山公園野外演劇祭という場が若い人たちにとって新しい表現に果敢に挑戦できるゆりかごのような場所に育ってくれたらという希望を、俳優の手でつなげられるような公演にしたいと思っています。