映画『カラーパープル』2024年2月公開、スピルバーグ製作総指揮でリメイク

映画『カラーパープル』（原題：The Color Purple）が2024年2月9日（金）に日本公開されることが決定し、特報と場面写真が解禁された。

同作はスティーブン・スピルバーグの監督により1985年に公開された映画『カラーパープル』を、スピルバーグをはじめ当時出演したオプラ・ウィンフリーや当時音楽を手がけたクインシー・ジョーンズらの製作総指揮のもと、ミュージカル映画化したもの。父に虐待され、10代にして望まぬ結婚をさせられた主人公セリーが、最愛の妹と生き別れ、不遇な日々を送る中でも不屈の精神で人生を変えていく物語が描かれている。

原作はアリス・ウォーカーが1983年に『ピュリッツァー賞』を受賞した同名小説。受賞40周年でリメイクが実現した。

監督を務めたのはガーナの新鋭映画監督ブリッツ・バザウレ。ガーナを舞台にした『コジョーの埋葬』の脚本監督や、ビヨンセが脚本 / 監督 / 製作総指揮を務めた映画『ブラック・イズ・キング』の製作にも参加するなど、ブラックカルチャーの注目人物だ。

解禁された特報では、ハリー・ベイリー演じる妹と姉が「離れ離れになっても、姉妹の心はひとつ」と誓い合うシーンから始まり、ファンティジア・バリーノ演じる大人になった姉セリーの圧巻の歌声が響く。映像には、アカデミー賞とグラミー賞を受賞したH.E.R.も登場している。