2月9日(金)より全国公開される映画『カラーパープル』(原題:The Color Purple)の最新予告映像が公開された。
同作は、1985年に公開されたスティーブン・スピルバーグ監督による同名映画のミュージカルリメイク版で、1983年にピュリッツァー賞を受賞したアリス・ウォーカーの同名小説が原作となっている。1985年版の映画は公開当時、アカデミー賞10部門にノミネートされながら無冠に終わったものの、5ヶ月以上のロングランを記録。2005年にブロードウェイでミュージカル版が上演され、全米ツアーや世界各地での公演の後、2015年にはリバイバル公演が行われた。
最愛の母を亡くし、妹とも生き別れてしまい、父親や夫に支配された自由のない生活を送る主人公セリーが、自由で自立した女性ソフィアとシャグと出会いながら、自分を愛し運命に立ち向かっていく様子を描いた作品。ブロードウェイ版に続いてファンテイジア・バリーノがセリー役を演じ、2023年に公開された『リトル・マーメイド』での演技が話題を呼んだハリー・ベイリーが妹ネティ役を担当。さらに、ブロードウェイ版でトニー賞にノミネートされたダニエル・ブルックスがソフィア役を務めた。
今回解禁された予告は、グラミー賞受賞歌手でもあるファンテイジア・バリーノが歌う同作品のサウンドトラック”I’m Here”が流れるなか、己の運命に抗い、自らの未来を切り開いていく主人公たちの姿が垣間見られる映像となっている。
プロデューサーはスピルバーグをはじめ、オリジナル版で映画初出演ながらアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたオプラ・ウィンフリー、同じくオリジナル版でアカデミー賞作曲賞と歌曲賞にノミネートされたクインシー・ジョーンズらが務める。監督には、ビヨンセが製作総指揮を務め、2020年に公開された映画『ブラック・イズ・キング』の共同監督を務めたガーナ出身のブリッツ・バザウーレが起用された。
『カラーパープル』作品概要
製作:オプラ・ウィンフリー、スティーブン・スピルバーグ、スコット・サンダース、クインシー・ジョーンズ
監督:ブリッツ・バザウーレ
原作:アリス・ウォーカー
出演:ファンテイジア・バリーノ、タラジ・P・ヘンソン、ダニエル・ブルックス、コールマン・ドミンゴ、コーリー・ホーキンズ、H.E.R.、ハリー・ベイリー他
原題:Color Purple
配給:ワーナー・ブラザース映画 上映時間:141分
© 2023 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
◆公式HP:colorpurple.jp #映画カラーパープル
<STORY>
優しい母を亡くし横暴な父の言いなりとなったセリーは、父の決めた相手と結婚し、自由のない生活を送っていた。さらに、唯一の心の支えだった最愛の妹ネティとも生き別れてしまう。そんな中、セリーは自立した強い女性ソフィアと、歌手になる夢を叶えたシュグと出会う。彼女たちの生き方に心を動かされたセリーは、少しずつ自分を愛し未来を変えていこうとする。そして遂に、セリーは家を出る決意をし、運命が大きく動き出す──。