堤幸彦監督の新作映画『SINGULA』で主演を務めたspiが、マドリード国際映画祭にて外国語映画最優秀主演男優賞を受賞した。
15体のAI同⼠のディベートバトルロイヤルを描いた『SINGULA』は、2019年に上演された同名の討論劇が原作。ドラマ『SPEC』『TRICK』や、映画『20世紀少年』などで知られる堤幸彦が監督を務め、2.5次元舞台やミュージカルなどで活躍しているspiが、全編英語で15体15役のAIキャラクターを1人で演じ分けた。
同作は、マドリード国際映画祭にて外国語映画として、監督賞、主演男優賞、脚本賞、サウンドデザイン賞の4つのコンペティション部門にノミネートされ、現地時間の9月7日に行われた授賞式にて、spiが外国語映画最優秀主演男優賞を受賞した。
受賞に併せて、spiからのコメントも到着した。
まさか頂けるとは思いませんでした。感謝の気持ちでいっぱいです。これまで演劇や芝居を教えてくれた⽗親、サポートしてくれた⺟と現場に⼊ってくれた弟、良き⽅向にかならず⽀えて下さった脚本の⼀ノ瀬さん、温かい空気で⽀えて下さった堤監督と⽇本のチーム全員に感謝を申し上げたいです。そしてなにより、今⽇まで応援してくれたファンと、今すぐに⼈差し指を天に向けて優勝した時みたいにぴょんぴょんジャンプしたいです。こうして努⼒や技術が認めてもらえるのは本当に嬉しい事です。そしてこの作品が多くの⽅の⽬に触れて、インスピレーションになる事、⼈⽣の 1 ページになる事を強く願っております。
spi