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Dos Monosが坂本から受け継いだ「『未来派野郎』と共鳴する」サウンドスケープ
すでに始まっているDos Monosのステージを見るため、これまた途中でduoへと移動。U-zhaan × 環ROY × 鎮座DOPENESSとは対照的な、荘子it、TaiTan、没 aka NGSによるラディカルでエモーショナルなラップバトルが繰り広げられていた。



『Uday』の公式サイトに「『YMOがサンプリングした音』をサンプリングしたビートを流します」とのコメントを寄せていたDos Monosだが、それを意識的に聴き取ろうとする余裕もないほど高密度なトラックと、ピッチシフターを駆使したノイジーなラップが鼓膜に食い込んでくる。後半は荘子itがエレキギターを手にし、ロックと電子音楽、そして前衛芸術を融合した、まさに彼らいわく「『未来派野郎』と共鳴する」サウンドスケープを展開していた。(※)
※『Uday』の公式サイトに事前にDos Monosが寄せたコメントで、「坂本さんから受け継ぎたいものは?」との質問に「『未来派野郎』。電子音楽とロックと前衛芸術が、享楽的に重なり合ったこの作品が、僕の思い描くヒップホップの原風景と未来像とも共鳴するように感じています。」と答えていた。
