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映画監督の清水康彦は、自分に何が求められているかを深く理解することを大切にする

2024.12.26

#MOVIE

演者のやりやすさが、出来たものに繋がってくると思う

タカノ:アニメ『逃げ上手の若君』の主題歌になったDISH//の”プランA”の映像を見させていただいたのですが、パキッとしていて、映像と音楽がすごく気持ちいいタイミングで切り替わるんですよ。

清水:最近人間ドックをやったんですけど、聴覚が異常に良いらしくて。そういうのも関係あるかもしれないですよね。

Celeina:お仕事に活きていますね。

タカノ:これはメンバーの方からの熱烈オファーがあったそうですね。

清水:『スクロール』という映画に出てもらった北村くんが、一緒に仕事をしたときに気持ち良かったらしくて、「また他の現場でもどうですか?」と言われましたね。

Celeina:一緒にお仕事した時に気持ち良かったというのは、どういうことなんでしょうね。

清水:基本的にはやりやすかった、ということではないのかなと思います。

Celeina:清水さん的に、演者さんがやりやすいように何か心掛けていることはありますか?

清水:それが、出来たものに繋がるかなと思っています。制作する過程だったり、集まった人たち全員が納得しているかどうかだったり、そういうのも含めて気にしていますね。

タカノ:大事ですよね。DISH//の”プランA”のMVは、どうやってイメージを作ったのですか?

清水:特に北村くんなんですが、DISH//のメンバーの皆さんや、ソニーさんの担当の方たちは、すごくアイデアを持っていたので、それを地蔵みたいに聞いて、自分は「なるほど」と言っているだけでした。それが理解できるかできないか、ということが大事かなと思っていて。当然自分が良いアイデアを出すことも大事ですけど、そもそもこちらの意見が求められているかどうか、というところも含めて、分かることというのが大事だと思います。

Celeina:まずは聞くのに徹するという感じですか?

清水:聞く場合は聞くし、話すことを求められているタイミングだった場合は話します。その場で決めていますね。

Celeina:空気を読むということですね。

清水:空気を読める人です(笑)。

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