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映画『はだかのゆめ』から3年、Bialystocksを初めて聴いてから3年
そして改めて、映画『はだかのゆめ』ではお世話になりました。撮影からもう三年が経つのですね。未だに高知での日々に思いを馳せてしまいます。Bialystocksをはじめて聴いたのは撮影初日のメイク中でした（“Nevermore”！）。なんとなく、はじめて聴くのは高知に行ってからがいいなと思い東京では聴かずにいたのですが、いざ再生すると良すぎてなんだか逆に影響を受けてしまいそうだったので、続きは東京に帰ってから聴こうと決めたのを覚えています（笑）。
それと甫木元さんのお祖父様の家でいただいたカツオのたたきが忘れられません……。美味しすぎたなあ……。皆さんが撮影している間、こそこそキッチンに隠れてたくさん食べました。すみません、ごちそうさまでした！ またいつか一緒に食べたいです。
映画の主題歌の“はだかのゆめ”や“灯台”が収録されている『Quicksand』も自分にとって特別なアルバムです。帰り道とか、放課後とか、何かが終わったあとの情景が浮かんできて、自分が育った町まで心が戻っていく感覚になるのです。
楽曲を聴いていて、そんな風にいつもいつも自分のことを振り返ってしまうのは、自由に受け取ることのできる余白が心地いいからなのかな、などと勝手に思っています。
そしてこうして書き連ねた文章だって、俯瞰してぐるぐる考えはじめると、なんか結局なんでもないんだよなあ、とか思ってしまうのですが、そんな取り留めのなさにさえBialystocksの音楽は寄り添ってくれます。
どんな渦の中にいても、いつだってユーモアを隠し持って自分のままいられたらいいなと思えるのです。
とにかく、伝えたいことはシンプルで。音、詩、歌、映像が好きで、これからも聴かせていただきますという事です……！
いつもありがとうございます。
長々と失礼しました！
ホール公演等、色々なスケジュールがあると思いますが、お身体には気をつけてくださいね。またゆっくりお会いできる日を楽しみにしています！
青木柚
Bialystocks『Songs for the Cryptids』
2024年10月2日(水)発売
■[CD+Blu-ray] PCCA-06324 / 5,500円(税込)
■[CD ONLY] PCCA-06325/ 3,300円(税込)
＜CD＞（全10曲）
1.空も飛べない
2.Kids
3.近頃
4.憧れの人生
5.虹
6.聞かせて
7.Mirror
8.頬杖
9.幸せのまわり道
10.Branches
＜Blu-ray＞
Bialystocks 2nd Tour 2023 – EX THEATER ROPPONGI
1.Nevermore
2.コーラ・バナナ・ミュージック
3.花束
4.またたき
5.Emptyman
6.Over Now
7.ただで太った人生
8.差し色
9.朝靄
10.All Too Soon
11.灯台
12.フーテン
13.あくびのカーブ
14.Winter
15.Thank You
16.頬杖
17.I Don’t Have a Pen
18.Branches
19.Upon You
20.光のあと
21.日々の手触り
22.雨宿り
