現代美術作家・平子雄一の展覧会『HUMAN AND NATURE』が9月5日(土)から10月18日(日)にかけて開催される。
平子雄一は、植物や自然と人間の共存、そしてその境界線にある曖昧さをテーマに制作を続けるアーティスト。同展では、「人と植物、あるいは都市と自然との関係性」をテーマに、刷新された1200平方メートル超のホール空間全体を使ったインスタレーションを展開する。初公開となる最大約3.5メートルのモビール群を含め、新作の絵画や立体作品など約300点が展示される予定だ。また、開催に向けて平子と、同展を監修する秋元雄史からのコメントも公開された。
会期中には、秋元や平子によるギャラリーツアー、ワークショップ、トークセッションなどのイベントも実施。また、生ドーナツ専門店「I’m donut?」やウェルネスブランド「NEUTRALWORKS.」とのコラボレーション商品も販売される。
なお、同展覧会は9月1日(火)に東京ミッドタウン日比谷に新設される「東京ミッドタウン日比谷 ホール」のこけら落とし第1弾として開催。チケットは、7月22日(水)より各種プレイガイドにて販売が開始されている。
平子 雄一 コメント
高度に洗練され、効率化された大都市の中心、東京ミッドタウン日比谷。この場所で私が表現したいのは、人間中心主義によって最適化された現代において、「私たちは自然や植物とどのように接していくのか」という避けることのできない問いかけです。
多くの先進国で広く謳われる環境保護や SDGs といった記号化された題目の陰で、私たちが本当に向き合うべき「生の自然」はどこか置き去りになっているのではないか。私たちが癒やしを求める自然とは、実は人間の利便性のために管理された「高度にコントロールされた人工物」にすぎないのではないでしょうか。
本展「HUMAN AND NATURE」では、常に人間の設計図の中に組み込まれてきた都市における自然の矛盾や、割り切れない境界線を提示します。高度に発達した現代社会の中心に作品を介入させることで、鑑賞者がそこに何を見出すのか。社会が規定した世界の輪郭を揺さぶる試みを、私自身とても楽しみにしています。
秋元 雄史 コメント
平子雄一が描く植物頭の人物たちは、自然を賛美する象徴でも、人間社会を批判する存在でもありません。人と自然、都市と森、現実と想像のあいだに立ち、世界を静かに見つめる「観察者」としてそこに佇みます。本展では、絵画と立体作品が一つの風景を構成し、鑑賞者はその内部を歩きながら作品と時間を共有します。物語を語るのではなく、風景を生み出すこと──平子雄一の創作の本質を体感できる展覧会です。
『HUMAN AND NATURE』

【会 期】2026 年 9 月 5 日(土)〜10 月 18 日(日) ※会期中、休館日なし
【開催 時 間】11:00〜20:00(最終入館 19:30)
【会 場】東京ミッドタウン日比谷 6 階ホール
【住 所】東京都千代田区有楽町 1-1-2 東京ミッドタウン日比谷
【入 場 料】オンライン券一般:2,000 円/大学生・専門学生 1,500 円/中高生 1,000 円/小学生以下無料
当日券:一般 2,200 円/大学生・専門学生 1,600 円/中高生 1,100 円/小学生以下無料
【チケット販売】2026 年 7 月 22 日(水)より各種プレイガイドにて販売開始(予定)
[取扱]MSP チケット/ ArtSticker / ART PASS /アソビュー/ローソンチケット/ Peatix
【主 催】三井不動産株式会社
【監修・企画】秋元雄史、Yuichi Hirako Studio
【認 定】ARTE(東京国際文化芸術祭)パートナープログラム

