NHK総合テレビにて、松本清張原作の実写ドラマ『天城越え』の前編が7月11日(土)、後編が7月18日(土)に初放送される。
同作は、人間の業と運命を描いた松本清張のミステリーを実写化したもの。昭和31年の静岡を舞台に、天城トンネル付近で起きた土木作業員殺害事件を巡る物語が展開。過酷な境遇を生きる主人公の遊女・大塚ハナを生田絵梨花が演じるほか、萩原聖人、岸谷五朗らが出演する。


同放送はNHK ONEでの同時・見逃し配信も行われる。また、放送決定にあたり、主演の生田絵梨花からのコメントも公開された。
生田絵梨花 コメント
『天城越え』大塚ハナを演じると伺った時は、自分に務まるだろうかという怖さがありました。ハナが生きてきた過酷な境遇や、その胸の内をこの身に宿せるよう、もがきながら必死に演じさせていただきました。
今の時代は生き方や働き方にさまざまな選択肢がありますが、ハナが生きた時代は、生まれた環境によって人生が大きく左右される時代です。そんな不条理な運命の中で生きるハナが、少年との出会いによって、何を守ろうとするのか。その姿を通して、もしこの時代を私たちが生きていたなら・・・そんなことも想像しながら、身近にこの作品を受け取っていただけたら嬉しいです。ぜひご覧ください。
ドラマ『天城越え』

【放送予定】総合 7月11日(土)夜 10:00~10:45 前編、18 日(土)夜 10:00~10:45 後編
[再放送] 7月15日(水)午前 0:35~1:20 前編、22 日(水)午前 0:35~1:20 後編
※NHK ONE(新 NHK プラス)で同時・見逃し配信予定
※初回放送 2025年5月10日 BS プレミアム4K 〈89分版〉
【原作】 松本清張 『黒い画集』より
【脚本】 羽原大介
【音楽】 fox capture plan
【演出】 金澤友也
【出演】 生田絵梨花、萩原聖人、奥野瑛太、岡田結実、末次寿樹、杏子、
波岡一喜、高木勝也、佐々木春香、永山愛理、浅見小四郎、阪田マサノブ、菅原大吉、
今野浩喜、温水洋一、田口浩正、篠原ゆき子/若村麻由美、岸谷五朗 ほか
【制作統括】 黒沢淳(テレパック) 訓覇圭(NHK エンタープライズ) 本木一博(NHK)
【プロデューサー】 藤尾隆 (テレパック)
【あらすじ】
昭和31年。静岡県で印刷業を営む望月次郎(萩原聖人)は、定年間近の田島刑事 (岸谷五朗)から「刑事捜査資料」の印刷を頼まれる。その犯罪事例の中には、土木作業員殺害事件の記述があった。事件には、「修善寺の遊女」 大塚ハナ(生田絵梨花)と、天城トンネル付近で目撃された14歳の少年が関わっていた。資料を読み、望月の封印していた記憶がよみがえる。「少年」は31年前の自分だった。そして大塚ハナは、初恋の女性だ。当時、はだしのまま手に手をとって天城峠を越えた、数時間の恋。ハナの笑顔、美しい歌声、手のぬくもり――夢のような時間のあと、自分と別れたハナは土木作業員 (奥野瑛太)を殺し、逮捕されたのだった。警察署での田島の強引な取り調べに、殺害を自供したのはハナであった。だが、不自然な自供ではあった。まるで誰かをかばっているかのような……。そして事件から31年。時効を過ぎた今、田島刑事はなぜ望月を訪ねて来たのか?なぜかくも執念を持って望月を追い詰めるのか?やがて、事件の“真相”は明かされ、望月は、ハナと運命の再会を果たす。
