現在、TBS系列で毎週金曜日に放送されているドラマ『田鎖ブラザーズ』の第1話と第2話が、TVerにて配信された。
同作は、2010年4月27日に殺人罪などの公訴時効が廃止されたにもかかわらず、わずか2日の差で両親殺害事件の時効を迎えてしまった兄弟が、法では裁けない犯人を自分たちの手で裁くべく警察官となり、事件の真相を追い続ける完全オリジナルのクライムサスペンス。岡田将生が刑事の兄・田鎖真、染谷将太が検視官の弟・田鎖稔を演じている。
配信開始にあわせ、岡田と染谷による対談コメントが公開された。約20年の付き合いがあるという二人は、同作での共演が岡田からのアプローチにより実現したことや、高校生の頃から変わらないという互いの関係性、第1話から張り巡らされている伏線などについて語っている。
■岡田将生、染谷将太 コメント
――本作では、岡田さんから染谷さんに「ぜひ出演してほしい」とアプローチされたと伺いました。実際に共演してみて、現場の雰囲気や関係性はいかがでしたか。染谷将太(以下、染谷):これまでにも同級生の役や敵対する役でご一緒させていただいたことはあったんですが、より近しい関係性で共演できたことがすごくうれしかったです。田鎖兄弟という、より密で濃厚な兄弟としてご一緒できて、本当に宝物のような時間になりました。
――兄弟役は、これまでに共演した際とはまた違う感覚があるものでしょうか。
岡田将生(以下、岡田):一緒に仕事をするという意味であまり変わりはないですが、兄弟役だと一緒に過ごす時間も、作品を一緒に考えて作っていく時間もとても長くなるので、現場に入ってすぐに「将太にラブコールを送ったのは正解だったな」と思いました。二人で現場に入ってお芝居をするだけで、1話から濃厚な兄弟の関係性、空気感をしっかり出せたのは、やっぱり昔からの知り合いだからこそ。ずっと一緒に仕事をしたかった人とできるという喜びがありました。
――改めて、この作品で染谷さんと共演したかった理由を聞かせてください。
岡田:初めて共演する方と田鎖兄弟のような関係値を作るのは、なかなか難しいのではないかなと僕は思っていて、そんな中、パッと頭に浮かんだのが将太でした。「将太とやりたい」という、その思いだけです。ラブコールに応えてくれて、感謝の気持ちでいっぱいです。
――染谷さんは、岡田さんからのラブコールをどう受け止めましたか。
染谷:すごくうれしかったです。企画書と台本をいただいた時に、「これを一緒にやりたいと思ってくれたんだ」という喜びがありました。同時に、素敵な作品に参加させてもらえる喜びもすごく大きかったです。
――役作りについて、お互いに話し合いながら進めることはありましたか?
岡田:役というよりも、「このシーンについて」というような話し合いはよくしていました。
染谷:そうですね。二人の関係性をどう紡いでいくかということがこの作品の主軸になると思うので、お互いに確認し合い、共有する場面は多々ありました。
――二人だからこそ作れたと感じるシーンはありますか?
岡田:後半は特に多かったと思います。この兄弟に降りかかってくる事実に対する受け止め方が、兄と弟で違ってくるので、その兄弟の距離感について話したり。僕は男兄弟がいないのですが、将太にはいるので「お兄ちゃんとはどういう風に接していたの?」と聞いたりもしました。
――弟ができた感覚はいかがでしたか?
岡田:信頼してお互いに向き合える兄弟だなと感じましたし、「兄弟でよかった」と常々思っていました。敵対する役とは本当にわけが違うんです。最終話まで二人で歩まないといけないので、パートナーとして安心して臨めました。
――TVerの配信で繰り返し見てほしい場面や注目しておいてほしいポイントはありますか?
染谷:結構あるのですが、ネタバレになってしまうので難しいですね(笑)。1話、2話でも繋がりがありますし、話が進めば進むほど、前の話に振り返っていただくとより楽しめます。かなり核心に近い伏線も1話から既に映っているので、ぜひ注目してみてください。
――伏線は画面に注目すべきでしょうか。それとも台詞に集中した方がいいですか?
染谷:どっちもですね。
岡田:そこは考察していただく楽しみもある部分なので、どのシーンも見逃せないと思いますよ。
――およそ20年近くのお付き合いだというお二人ですが、最初と比べて印象が変化したことや、新たに発見した一面はありますか?
染谷:変わってないですね。
岡田:お互いそうなんですよね。高校生の頃から、ぶっちゃけ何も変わってない気がします。いいのか悪いのか(笑)。
染谷:お互い変わらないタイプなんでしょうね、きっと。だからこそ一緒に現場にいて心地いいと言いますか、安定してますよね。
岡田:変化しているところもあるとは思うんですけど、芯にあるものは変わってないですね。ただ、疲れやすさとか、朝のテンションが低かったりとか、体の衰えはあります。そこは昔と違う(笑)。
――では最後に、お互いの好きなところを1つずつ教えてください。
染谷:やっぱりブレないところですね。人としても、立ち振る舞いも、役者としての表現も。とにかくブレない方なので、すごく安心して一緒にいられるところです。
岡田:僕はただただ染谷将太の芝居が好きなんですよ。好きだから一緒に芝居がしたい。人格者だし、視野も広くて、どの現場でもクオリティが常に高い。そこはちょっと憧れている部分でもあるんですけど、そういうのも全部ひっくるめて、もう好き。
染谷:そういうことを言うと中条あやみさんが怒っちゃうんですよ(笑)。
岡田:「岡田さんは染谷さんしか見てない!」ってね(笑)。
ドラマ『田鎖ブラザーズ』

放送:TBS系 毎週金曜 22:00〜
出演:岡田将生、染谷将太 ほか
製作著作:TBSスパークル/TBS
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