公募型アートフェスティバル『KG+2025』が、4月12日(土)から5月11日(日)まで京都市内各所で開催される。
『KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭』のサテライトイベントとして同時開催される『KG+2025』。これからの活躍が期待される写真家やキュレーターの発掘と支援を目的として2013年よりスタートし、2024年は97会場で125の展覧会を開催。約7万人の来場を記録した。
イベントは街中で開催される展覧会「KG+」部門と選考型の展覧会「KG+SELECT」部門から構成されている。「KG+」部門は公募制で、展示者自身が京都市内の会場を確保の上、応募する形式となっている。さらに要件を満たす希望者は「KG+ DISCOVERY Award」への参加も可能。アワード受賞者には個展開催の権利と副賞が授与される。2024年の受賞者となった青木弘は、2025年1月24日(金)~2月6日(木)に、東京・六本木の富士フイルムフォトサロンで写真展を行うことが決定している。
「KG+SELECT」部門は公募の中から審査員選考により10組のアーティストが選出される形式となっており、制作補助金を受け、割り振られた会場にて展覧会を開催する。こちらも参加者の中から「KG+SELECT Award」が選出され、受賞者には奨励金の贈呈と、翌年の『KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭』のオフィシャルプログラムのひとつとして展覧会が開催される。2024年の受賞者となった劉星佑(リュウ・セイユウ)は、『KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2025』ではギャラリー素形で展覧会を行う予定。2025年の「KG+」部門と「KG+SELECT」部門は、2024年12月31日(火)まで参加者を募集している。
また、会期中は、展覧会や写真集に特化したブックフェアを中心に、関連ワークショップ、トークイベントなど、市民参加型のプログラムが市内各所で実施。日程と会場は決定次第ウェブサイトで発表される。さらに、4月初旬には、「KG+SELECT Award」の10周年を記念した写真集『KG+SELECT Award 10th Anniversary Book(仮)』が刊行予定。アワード受賞者たちのその後の活動や近作を掲載した内容となっており、出版記念イベントなどの開催も予定されている。
『KG+2025』
会期:2025年4月12日(土)~5月11日(日)※一部有料会場あり、会場によって会期は異なる
プレスプレビュー:2025年4月11日(金)
会場:京都市内各所
主催:一般社団法人KYOTOGRAPHIE
※各募集要項の詳細はウェブサイトを確認ください
「KG+2025」エントリー
募集期間:募集中~2024年12月31日(火)まで
https://kgplus.kyotographie.jp/topics/18043
「KG+ DISCOVERY Award 2025」
エントリー
募集期間:募集中~2024年12月31日(火)まで
プレゼンテーション日時:2025年4月17日(木)~19日(土)(予定)
審査方法:関係者向け公開プレゼンテーション
アワード発表:2025年4月19日(土)午後を予定
協賛:富士フイルム株式会社
「KG+SELECT 2025」エントリー
募集期間:募集中~2024年12月31日(火)まで
https://kgplus.kyotographie.jp/topics/18041