11月15日(金)に全国公開される映画『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』(原題:Gladiator II)のキャストコメント映像が到着した。
同作は、2000年に公開され、第73回アカデミー賞作品賞ならびに第58回ゴールデングローブ賞ドラマ部門作品賞を受賞した名作『グラディエーター』の続編として制作された。監督は前作に引き続いてリドリー・スコットが務め、前作の原案 / 脚本 / 製作を担当したデヴィッド・フランゾーニがキャラクター創造として参加。アカデミー賞作品賞受賞作の続編が同じ監督によって作られるのは、フランシス・フォード・コッポラ監督による『ゴッドファーザー』(1972)の続編、『ゴッドファーザー PART II』(1974)以来となる。帝国軍の侵攻によってすべてを失い、剣闘士(グラディエーター)となったルシアスを主人公に、暴政への復讐劇が描かれる。
今回新たに公開されたのは、メインキャスト4名によるコメント映像。前作でラッセル・クロウが演じた伝説の剣闘士の息子であり、父と同じグラディエーターの道を歩むこととなる主人公・ルシアス役に抜擢されたポール・メスカルは「毎日現場に行き、リドリー・スコット監督と過ごせてとても光栄だった」と語る。ルシアスの才能を見出し、己の野望を果たそうとする謎の男・マクリヌスを演じたデンゼル・ワシントンは「私のキャリア史上最大の作品だ。コロセウムまで建てた。壮大であり、美しい。どこを見渡しても、完璧に再現されている。最高だ!」と同作の緻密なセットを絶賛。ルシアスにとって因縁の相手となるローマ帝国軍の将軍・アカシウスを演じたペドロ・パスカルは、前作を鑑賞したときの衝撃を明かし、「2回も観たよ。そんな壮大な作品の続編に参加できるなんて想像もしていなかった」と喜びをあらわにした。双子皇帝の弟・ゲタ帝を演じたジョセフ・クインは「初めてセットを見た時、あまりの迫力に圧倒された。目の前にあったのは、古代ローマだった」と撮影現場のスケールの大きさを振り返った。
なお、同作の日本公開に先立つ11月5日(火)、初来日となる主演のポール・メスカルをはじめ、デンゼル・ワシントン、フレッド・ヘッキンジャー、コニー・ニールセンのメインキャスト4名に加え、プロデューサーのダグラス・ウィックとルーシー・フィッシャーが登場するレッドカーペットイベントが東京都内で開催される。抽選で400組800名が招待される同イベントへの応募は、公式サイト内の応募フォームより10月20日(日)まで可能。
『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』

原題:『Gladiator II』
日本公開日:11月15日(金) 全米公開日:11月22日(金)
監督:リドリー・スコット
脚本:デヴィッド・スカルパ
キャラクター創造:デヴィッド・フランゾーニ
ストーリー:ピーター・クレイグ、デヴィッド・スカルパ
出演:
ポール・メスカル:(『異人たち』、『aftersun/アフターサン』)
ペドロ・パスカル:(『ワンダーウーマン1984』、「マンダロリアン」)
コニー・ニールセン:(『グラディエーター』、『ワンダーウーマン』)
デンゼル・ワシントン:(『イコライザー』シリーズ、『マグニフィセント・セブン』)
ジョセフ・クイン:(『クワイエット・プレイス:DAY 1』、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン4)
フレッド・ヘッキンジャー:(『クレイヴン・ザ・ハンター』)
リオル・ラズ:(『6アンダーグラウンド』)
デレク・ジャコビ:(『グラディエーター』、『英国王のスピーチ』)
配給:東和ピクチャーズ
©2024 PARAMOUNT PICTURES.
<あらすじ>
ローマ帝国が栄華を誇った時代―。ローマを支配する暴君の圧政によって自由を奪われたルシアス(ポール・メスカル)は、グラディエーター《剣闘士》となり、コロセウム《円形闘技場》での闘いに身を投じていく。
果たして、怒りに燃えるルシアスは帝国への復讐を果たすことができるのか。